【iPhone】Safariで検索できない不具合・バグの対処法

iPhoneの標準ブラウザ「Safari(サファリ)」

キーワードを入力して検索しようとすると、エラーになったり、検索結果が表示されなかったりすることがあります。

このようにSafariの検索機能が使えない場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

この記事では、iPhoneのSafariで検索ができない原因と対処法を解説します。

【iPhone】Safariで検索できない原因

iPhoneのSafariで検索できない場合、下記のような原因が想定されます。

<主な原因>

  • 通信状態が悪い
  • Safariでバグ・不具合が起きている
  • iPhoneでバグ・不具合が起きている
  • iOSでバグ・不具合が起きている
  • Safariなどで障害が起きている

原因によって、やるべき対処法が異なります。まずは、不具合状況をよく確認し、何が原因で検索できなくなったのか考えてみましょう。

例えば、iOS16.4にアップデートしてから検索機能が正常に機能しなくなったのであれば、当該バージョンに問題がある可能性があります。

【iPhone】Safariで検索できない時の対処法

下表は、iPhoneのSafariで検索ができない時に考えられる原因別の対処法です。

原因・状況 主な対処法
通信状態が悪い 通信状態を改善する
Safariのバグ・不具合 Safariを再起動する、履歴とWebサイトデータを消去する、不要なタブを閉じる
iPhoneのバグ・不具合 iPhoneを再起動する、バックグラウンドで起動中のアプリを終了する、内部ストレージの容量を確保する
OSのバグ・不具合 iOSアップデートする
Safariなどの障害 障害情報を確認する
解決しない場合 Chromeなどの別ブラウザを使って検索する

※動作確認環境:iPhone 14 Pro(iOS16.4)

通信状態を改善する

Safariで検索するには、インターネットに接続できる状態で使用する必要があります。

通信状態が不安定、圏外など、通信状態に問題がある場合は、エラーになったり、ページの読み込みが遅くなったりと、動作に問題が生じることがあります。

例えば、「iPhoneがインターネットに接続されていないため、ページをSafariで開くことができません」と表示された場合は、通信状態に問題があることがあります。

まずは、iPhoneの通信状態を整えてから検索するようにしましょう。

<主な対処法>

  • 通信が安定した回線に切り替える
  • 電波受信が強い場所に移動する
  • 通信速度制限にかかっていないか確認する
  • Wi-Fiルーターとモデムを再起動する
  • 通信回線の障害情報を確認する
  • iPhoneの通信に関係する設定を確認する

Safariアプリを再起動する

Safariアプリで不具合が発生し、検索ができなくなることがあります。

一時的に発生している場合も多く、Safariアプリを再起動するだけで解消するケースも少なくありません。

<Safariを再起動する方法>

  1. 画面下から上にスワイプしたところで指を離さずに止めます。Appスイッチャーが表示されてから、画面から指を離します。※1
  2. 【Safariのプレビュー】を上にスワイプします。
  3. ホーム画面に戻って【Safariのアイコン】をタップします。
iPhoneでSafariを再起動する

※1:iPhone SEなどのホームボタンがある機種の場合は【ホームボタン】をダブルクリック。

履歴とWebサイトデータを消去する

Safariに溜まったキャッシュやCookieなどの原因となり、Safariでバグが起きて検索できなくなっているかもしれません。

Safariの履歴とWebサイトデータを消去して、改善するか確認してみましょう。

なお、この操作に伴い、履歴やCookie、その他のブラウズデータが消えることを理解したうえで行ってください。

<Safariの履歴とWebサイトデータを消去する方法>

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 【Safari】をタップします。
    設定アプリでSafariを開く
  3. 【履歴とWebサイトデータを消去】をタップします。
  4. 【履歴とデータを消去】をタップします。
  5. 【タブを閉じる】or【タブを保持】をタップします。
    Safariの履歴とWebサイトデータを消去する

iPhoneを再起動する

iPhone本体の異常により、Safariに問題が発生しているかもしれません。

iPhone本体に問題が見られる場合、動きが悪くなっていたり、本体が熱を持っていたりと、さまざまな不具合が見られる可能性があります。

iPhoneの電源を切ってから、もう一度電源を入れ直してみましょう。iPhone本体が熱を持っている場合は、電源オフにしたまま熱が下がるのを待ってください。

<iPhoneを再起動する方法>

  1. iPhoneの左右側面にある【サイドボタン】と【音量を下げるボタン(または、音量を上げるボタン)】を同時に長押しします。※1
  2. 電源メニューが表示されたら【電源アイコン】を右端までスライドします。
  3. iPhoneの電源が切れてから【サイドボタン】を長押しします。
iPhone 14 Proを再起動する

※1:iPhone SEなどのホームボタンを搭載した機種を利用している場合は【電源ボタン】のみを長押しします。

iOSアップデートする

iPhoneにインストールしているOSバージョンに問題があり、Safariの検索機能が正常に動作しなくなる場合があります。

OSのアップデート直後から、Safariに不具合が出始めているようであれば、OSバージョンにバグ・不具合がある可能性が高いです。

Safariの調子が悪くなる前に、OSアップデートしていないか確認してみましょう。

OSバージョンに問題があるのであれば、バグ修正が行われたバージョンにアップデートすることで解決します。

<iOSをアップデートする方法>

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 【一般】をタップします。
  3. 【ソフトウェアアップデート】をタップします
  4. iOSのアップデート情報に問題がなければ【ダウンロードしてインストール】をタップします。
    iOSアップデートをする方法
  5. パスコード入力画面が表示されたら、パスコードを入力します。
  6. Wi-Fi通信のみでアップデートするには【モバイルデータ通信を使用しない】をタップします。モバイル回線に接続しても良い場合は【モバイルデータ通信を使用】をタップします。
  7. 【今すぐインストール】をタップします。
    iOSを今すぐインストールする

※画像はiOS16.0からiOS16.0.2へのアップデート。

Safariなどの障害情報を確認する

Safariなどのサービスそのもので障害が発生している場合は、ユーザー側で対処できる内容は基本的にはありません。

障害が発生している場合、自分以外のユーザーでも検索ができない不具合が発生している可能性が高いです。

Twitterやリアルタイム検索で「iPhone Safari 検索できない」などのキーワードを検索してSafariの不具合情報を探せます。

また、Appleのサービスで障害が起きていないか、下記リンク先のページで確認することができます。

Safariの障害情報はありませんが、Appleのサービス全体で障害が発生している場合は、Safariでも障害が発生している可能性が高いです。

公式サイト:Apple│システム状況

別ブラウザを使用する

問題が解決しない場合は、ひとまず別のブラウザを使用して検索しましょう。

根本的な解決にはなりませんが、どうしても検索機能が使いたい場合は、Chromeなどの別ブラウザアプリを使って検索してください。

別ブラウザでも検索できない場合は、Safariアプリの問題ではなく、iPhone本体の不具合、通信状態の悪い、通信回線の障害などに問題があることが予想されます。

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