ワイモバイル「シンプル20」の料金内訳や通話料、メリハリプランとの違いについても

ソフトバンクは、ワイモバイルの新料金プラン「シンプル20」を2020年12月下旬より提供を開始する事を発表しました。

この記事では「シンプル20」の料金内訳や通話料、他プランとの違いについて解説していきます。

シンプル20が改定!5G対応プランとなって登場!新料金プランについては記事(ワイモバイルが5G対応の新料金プランを発表!現行プランとの違いは?10分無料通話や値下げについて)からご覧ください。

シンプル20とは

シンプル20は月間データ容量20GB、10分以内の国内通話を無料で利用できる料金プランです。基本料金は4480円。提供開始は、2020年12月下旬以降予定となっています。

料金内訳・他プランと比較

シンプル20と現行の3つのスマホベーシックプランを比べると次のようになります。

プラン名 スマホベーシックプランS スマホベーシックプランM スマホベーシックプランR シンプル20
データ容量 3GB 10GB 14GB 20GB
速度制限後 最大300kbps 最大1Mbps
基本料金 2680円 3680円 4680円 4480円
新規割 ▲700円×6ヶ月
おうち割光セット(※2)or家族割引サービス(※3) ▲500円
合計(割引後) ~7ヶ月目1480円
7ヶ月目~2180円
~7ヶ月目2480円
7ヶ月目~3180円
~7ヶ月目3480円
7ヶ月目~4180円
4480円

シンプル20は、基本料金については、データ容量が6GBも少ない「スマホベーシックプランR」よりも200円安い料金設定となっています。

ただし、スマホベーシックプランとは異なり、新規割、おうち割 光セット、おうち割 でんきセット、家族割引サービス、データ増量オプションの割引サービスやキャンペーンを適用できません。

通話料・オプションについて

シンプル20の通話についての条件は、スマホベーシックプランと同じで1度の国内通話が10分以内なら無料で利用できます。超過分は30秒につき20円が発生します。

10分を超える通話が多いユーザー向けには、「スーパーだれとでも定額」が提供されています。こちらは月額1000円で24時間の国内通話が無料になります。

ソフトバンクのプランとシンプル20の違い

下の画像の公式資料によると、今回発表された「シンプル20」は、ソフトバンクとワイモバイルのプランを料金・データ容量で比べると「スマホベーシックプランM(ワイモバイル)」と「メリハリプラン(ソフトバンク)」の間に位置するプランとなります。

料金とデータ容量を比べると下記の表のようになります。

プラン名 月間データ容量 基本料金 割引適用後(※1)
スマホベーシックプランS 3GB 2680円 2180円
スマホベーシックプランM 10GB 3680円 3180円
シンプル20 20GB 4480円 4480円
メリハリプラン 50GB+対象の動画配信サービスとSNSが使い放題 7480円 4480円

※1:スマホベーシックプランは、おうち割光セットまたは家族割引サービスを適用した場合の料金です。メリハリプランはおうち割光セットとみんな家族割+(4人以上)を適用した場合の料金です。

ソフトバンク光などのインターネット回線を使用しており、家族4人以上でソフトバンクと使っている場合は、メリハリプランが4480円になるため、シンプル20と同額になります。

データ容量はメリハリプランが50GBと条件が良いですが、通話料に違いがあります。メリハリプランは30秒20円。シンプル20は10分以内の国内通話が無料です。

通話料を比べると次のようになります。

プラン名 シンプル20 メリハリプラン
通話料 10分以内の国内通話無料 30秒20円
5分以内無料 +800円
24時間無料 +1000円 +1800円

シンプル20の場合は、オプションなしで10分以内の国内通話が無料になります。24時間無料にする場合は、スーパーだれとでも定額(月額1000円)が必要です。

メリハリプランは、通常30秒20円。10分以内の国内通話を無料にできるオプションはなく、5分以内無料にできるオプション「準定額オプション+(月額800円)」があります。24時間無料にする場合は「定額オプション+(1800円)」を追加する必要があります。

通話の多い方は、シンプル20の方が好条件と言えます。ただ、これは電話回線を使用した通話の話なので、LINEなどの無料通話アプリを使ってできる相手の場合は、無料通話アプリを使って上手に節約しましょう。

ソフトバンクにメリハリプランとミニフィットプランが登場!料金内訳や通話料について

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