iPadOS14はいつから使える?手書きなどの新機能や変更内容、アップデート対象機種について

2020年6月23日にWWCD20が開催され、iPhone、iPod touch向けに「iOS14」、iPad向けに「iPadOS14」が発表されました。

iOS14でもウィジェットの変更やAppライブラリなど多くの新機能が追加されましたが、iPadOSでも多くの新機能が追加されています。

今回は、iPadOS14のリリース時期や対応機種、新機能や変更点について、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

iPadOS14のリリースはいつ?

iPadOS14のリリース日は公式では2020年秋となっており、正確な日程は発表されていません(2020年7月1日時点)

iPadOS13は2019年9月25日にリリースされたことから、9月下旬のリリースが想定されます。

iOS14と同じく開発者向けベータ版は配信が開始しており、パブリックベータ版は2020年7月のリリースを予定しています。

<リリース日>

  • 正式版:2020年秋(9月下旬予想)
  • パブリックベータ版:2020年7月10日~
  • 開発者向けベータ版:2020年6月23日~

iPadOS14へのアップデート対応機種

iPadOS14にアップデートできる機種は、iPadOS13と同じ機種がアップデート対象機種に選ばれています。

つまり、iPadOS13にアップデートできたiPadはiPadOS14へのアップデートも可能という事になります。

  • iPad Pro 12.9インチ(第1~第4世代)
  • iPad Pro 11インチ(第1~第2世代)
  • iPad Pro 10.5インチ
  • iPad Pro 9.7インチ
  • iPad(第5~第7世代)
  • iPad mini(第5世代)
  • iPad mini 4
  • iPad Air(第3世代)
  • iPad Air 2

iPadOS14の新機能

iPadOS14の新機能は次の通りです。

  • スクリブル:手書き文字認識機能
  • サイドバー:写真、ミュージックなどに新しいサイドバーが追加
  • ユニバーサル検索:アプリでの使用が可能
  • ARKit4:ロケーションアンカー

それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。

スクリブル

iPadOS14で追加された新機能「スクリブル(Scribble)」は、手書きの文字を自動でテキストに変換する機能です。

スクリブルは設定より、オンオフ切り替えられます。

スクリブルを有効にしておけば、iPadでテキストフィールドに手書き入力すると、自動でテキストに変換します。アプリ問わず、テキスト入力できるエリアに手書き入力すれば変換されます。

文字を消したい時は、文字を塗りつぶすようにテキストの上をペンを動かせば、簡単に文字を消せます。

リリース当初は英語と中国語のみに対応しており、日本語には非対応です。今後の対応に期待したいところです。

iPadOS13では、手書き入力していた状態から文字入力したい場合は、キーボードを呼び出して入力する必要がありましたが、スクリブル機能を利用すれば、手書きした文字をキーボード入力した時と同じようにテキストとして認識できるので、よりスマートな操作が可能になります。

また、手書きした文字を選択すれば、コピー&ペーストが可能となっており、別のアプリに文字を簡単に移し替えられます。

スクリブル

手書き文字をコピー&ペースト

手書きメモした電話番号やメールアドレス、日付なども認識できるため、直接電話アプリを起動して発信したり、カレンダーに予定を追加したりすることができます。

図形にも対応しており、手書きで描いた図形の線を直線に角の角度を均一に整えてくれます。

サイドバー

iPadOS14でサイドバーが新しく再設計されました。

写真やファイルに、メモ、カレンダー、ミュージックなどにも新しいサイドバーが追加されています。

例えば、写真アプリでは写真を選択し、サイドバーから好きなアルバムに移動・コピーするなどアプリ内でのコンテンツ移動がやり易くなりました。

iPadOS14のサイドバー

ユニバーサル検索

iPadOS13では検索機能を呼び出すには、ホーム画面からしか利用できませんでしたが、iPadOS14ではアプリ内から検索機能を利用できます。

iPadOS14ユニバーサル検索

アプリ上に検索バーをポップアップさせることができるので、アプリを閉じなくても検索機能がつかえます。

また、検索機能としても再設計されアプリの検索と起動から連絡先、ファイルや情報へのアクセスなどが1つの場所に集約され多くのものをすばやく見つけることができるようになりました。

ARKit4

ARアプリ開発者向けのフレームワークARKitの最新バージョン「ARKit4」に対応します。

ARKit4では、ロケーションアンカー機能が搭載されました。観光地や名所など世界の特定の場所にピン固定しAR体験ができます。

iPad Pro限定ですが、LiDARスキャナに深度情報を高精度に測定するDepth APIが導入されました。

Depth APIではオンラインで洋服を試着するための身体情報を測定できたり、部屋を塗装する前にARで部屋がどのように見えるか試したりできます。

iPadOS14:iPadOS13からの変更点

iPadOS13からの変更点については下記の通りです。

  • ウィジェット機能の強化:スマートタックに対応
  • メッセージ機能の強化:特定メッセージのピン固定、インライン返信など
  • Siriの改良:UI変更(画面下表示)、音声メッセージ送信対応など
  • マップアプリの強化:ナビ機能強化
  • ホームアプリの強化:コントロールセンターの拡張など
  • Safari:パスワードモニタリング機能、翻訳機能
  • 着信画面の変更:画面上表示に変更
  • アクセシビリティ機能の強化:手話検知機能、ヘッドフォン調整機能
  • プライバシー機能の強化:位置情報選択の追加、マイク・カメラアクセスの明確化

詳しく説明していきます。

ウィジェット機能の強化

iPadOS14では、ウィジェットの表示が最新され、より見やすい表示になります。

スマートタックと呼ばれるウィジェットにも対応します。これは、ユーザーの使用状況を把握し、場所や時間帯などによって、よく利用するアプリのウィジェットを一番上に表示します。

自動的にユーザーに適したウィジェットが出てくるので、すぐにウィジェットから使いたいウィジェットにアクセスできます。

メッセージ機能の強化

メッセージ機能の強化についても、iOS14と同様のアップデートです。

特定のメッセージのピン固定やインライン返信機能が追加されています。

その他、画像や絵文字を使ったグループ写真の設定などによりメッセージをカスタマイズできるようになっています。

Siriの進化

iPadOS14では、Siriを呼ぶと、Siriのアイコンが画面下に表示します。

今までのように、Siriの画面が画面全体に表示しないので、作業中の画面を開いたまま、Siriを利用することができます。

基本性能の向上のほか、音声メッセージの送信にも対応します。

マップアプリの強化

マップアプリについてもiOS14と同様のアップデートがされています。

自転車や電気自動車用の経路案内が充実し、利用者を考慮したルートを案内します。

EV用のナビではナビ経路に充電スポットが表示され、自転車用のナビ経路には道の勾配や階段が考慮されるなどナビ機能が強化されています。

観光地や注目の名所など、信頼できる情報源を基におすすめのスポットを探すことができます。

ホームアプリの強化

iPadOS14ではホームアプリが強化されており、よりスマートホームの操作をより快適に行えます。

コントロールセンターでの操作が拡張し、連携しているスマートホームにコントロールセンターから素早くアクセスし操作できます。

また、HomeKit対応の照明では、照明の色温度を時間帯に合わせ自動的に調節する機能にも対応しています。テレビドアホンでは、映った家族などの顔を認識できます。

Safariの強化

Safariについては、トラッキング技術を利用しているページにアクセスした割合などが表示されるプライバシーレポート機能が追加されました。

漏洩してしまったパスワードを確認できるパスワードモニタリング機能も搭載されています。

その他、標準で翻訳機能も利用できるようになります。

着信画面の変更

Siriと同じく着信画面も画面全体に表示しなくなります。

iPadを使用している間に、電話がかかってくると、画面上に小さく表示するバナーから電話に出られます。

作業中の場合など電話に出たくなければ、フリックしてすぐに拒否することもできます。

アクセシビリティ機能の強化

アクセシビリティ機能については、手話検知機能が追加されました。

FaceTimeでグループ通話している場合、手話をしている人がいると、その人を優先し前に表示します。

ヘッドフォン調整機能では特定の周波数を認識し、音楽や通話、映画などの音声がより聞こえやすいように調整されます。

プライバシー機能の強化

アプリを使用する際に、位置情報のアクセスを求められることがあり、詳細な位置情報へのアクセスを許可するのは、抵抗がある方も多いと思います。

iPadOS14では、位置情報のアクセス権の許可として、おおよその位置情報を共有する選択項目が増えました。

これまでアプリにアクセス権の許可を求められた場合は、位置情報を共有するか、しないかを選択しましたが、おおよその位置情報を許可する項目を選べるようになります。

また、カメラやマイクの使用をアプリ毎に使用履歴の確認もできるようになり、iPadOS14ではこれまで以上にプライバシー面も強化されています。

iPadOS14のアップデート開始は2020年秋予定

iPadOS14では、手書きした文字を自動でテキスト認識するスクリブルなどの新機能の他、強化されたサイドバーや検索機能などの便利な機能に対応します。

iPadOS14のリリース予定は2020年秋です。昨年のiPadOS13は9月25日にリリースしているので、例年通りであればiPadOS14も9月下旬のリリースされるものだと思われます。

新型iPhoneは、新型コロナウイルスの影響で発売が遅れるとの情報もあるため、もしかするとiPadOS14のリリース時期にも影響があるかもしれません。

source:Apple Newsroom|iPadOS14

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