iOS14の配信日はいつ?アプデ対象機種や新機能、iOS13からの変更点について

2020年6月23日にAppleの開発者向けイベント「WWDC20」が開催され、iOS14が正式に発表されました。

名称がiPadOSのように、iPhoneOSになるのではないかとの噂もありましたが、iOS14として発表されました。

昨年リリースしたiOS13ではアプリ起動の速度アップやダークモードの搭載などの大幅なアップデートがありました。iOS14でも多くの進化を遂げています。

今回は、iOS14の配信時期や対応機種、気になる新機能や変更点について詳しく解説していきます。

iOS14はいつ配信?

iOSの配信時期は、今秋提供とされています。現時点では正式なリリース日は発表されていません。

例年通りであれば、9月中に正式に提供されるものだと思われます。新型iPhoneに搭載されるほか、対象機種はOSアップデートによりiOS14を利用できるようになります。

開発者向けベータ版については既に公開されており、一般ユーザー向けのパブリックベータ版は7月のリリースが予定されています。

<配信時期>

  • 正式版:2020年9月17日(日本時間)
  • 開発者向けベータ版:2020年6月23日~
  • パブリックベータ版:2020年7月10日~

iOS14の対応機種は?アップデートできるiPhoneは?

iOS14へアップデートがサポートされているのは、iOS13と同じくiPhone6s以降に発売したモデルが対象となっています。

現行の最新モデルiPhone SE(第2世代)やiPhone11シリーズをはじめ、iPhone6sシリーズでもアップデートの対象モデルとなっています。iPhone6シリーズ以前に発売したiPhoneはアップデートの対象外となっています。

今年秋に発売すると噂の「iPhone12シリーズ(仮)」も初期OSとしてiOS14が搭載されることが予想されます。

<iOS14へアップデート可能な機種>

  • iPhone11
  • iPhone11 Pro
  • iPhone11 Pro Max
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone8
  • iPhone8 Plus
  • iPhone7
  • iPhone7 Plus
  • iPhone6s
  • iPhone6s Plus
  • iPhone SE(第1世代)
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPod touch(第7世代)

iOS14の新機能

iOS14の新機能には、次のようなものがあります。これまでのiOSになかった魅力的な機能に対応します。

<iOS14の新機能>

  • App Clip
  • ピクチャ・イン・ピクチャ
  • Appライブラリ
  • Car Key
  • Translateアプリ(翻訳アプリ)

App Clip

App Clip

App Clipはアプリをインストールしなくてもアプリの必要な機能を利用可能にできます。

例えば、自転車のレンタルやカフェでコーヒーを購入する時にNFCタグやQRコードをスキャンすることで対応アプリのダウンロードや会員登録などの手間を省くことができます。

Apple Payに自動でリンクするため、支払情報を入力する必要もありません。

ピクチャ・イン・ピクチャ

ピクチャ・イン・ピクチャ

ピクチャ・イン・ピクチャは、複数のアプリを同時に利用できるマルチタスク機能です。

iPadでは既に対応していますが、iPhoneでも利用できるようになります。動画を見ながら、Safariで調べものをするといった事ができます。

今までiPhoneではFaceTimeの通話中に別のアプリを立ち上げると通話のみとなっていましたが、iOS14からはビデオ通話をしながら、別のメールをみたり、検索したりすると言った使い方もできるようになります。

iOS14:iPhone「ピクチャ・イン・ピクチャ」のやり方と設定手順。YouTubeアプリからはできない?

Appライブラリ

Appライブラリ

Appライブラリは、ホーム画面の一番右に追加されるページです。

iPhoneにインストール済みのアプリを自動的にカテゴリー毎に分類し、アプリを使いやすく、見つけやすく表示してくれます。同画面にはアプリの検索機能も搭載されています。

iPhoneはシンプルな表示で見やすい反面、大量のアプリをインストールしているとアプリを見つけづらいこともありますが、本機能により目的のアプリを探しやすくなりそうです。

iOS14:Appライブラリの使い方と設定手順!ホーム画面・アプリの非表示、編集方法について

Car keys

Car KeyはiPhoneが車のキー代わりになる夢のような機能です。

iPhoneを使って車の鍵を開けて、エンジンをかけられます。キーを家族と共有することもできます。

NFCとU1チップによる機能があります。2020年にはNFCの通信を利用した方式に対応し、U1チップを利用した機能は2021年に対応する予定です。

将来的にはポケットやバッグにiPhoneを入れたまま車のロックを空けることができるようになるそうです。今年中に利用可能になる予定です。

本機能は、Apple Watchでも利用できます。

Translateアプリ(翻訳アプリ)

Translateアプリはオフラインでも動作する翻訳アプリです。

日本語を含む11カ国語に対応しており、瞬時に音声やテキストを翻訳してくれます。オフラインで翻訳できますのでプライバシーの面でも安心です。

会話モードは、iPhoneの画面を横向きしてマイクボタンをタップするだけで、会話をリアルタイムに翻訳してくれます。翻訳し再生できるそうなので、海外旅行でも活躍しそうです。

iOS14:iOS13から主な変更点

iOS14では、iOS13からさらに進化しています。

  • ウィジェット機能:ウィジェットを自由に配置が可能
  • メッセージ:会話の固定、画像や絵文字の設定など
  • マップアプリ:ナビ機能の強化
  • プライバシー機能の強化:位置情報、カメラ、マイクなど
  • Siri:UI変更、機能強化
  • Safari:プライバシーレポート機能、翻訳機能追加など
  • 着信画面の変更
  • 探すアプリの改良:サードパーティデバイスに対応
  • ホームアプリの強化:コントロール機能の改善など
  • アクセシビリティ機能の改良:ヘッドフォン調整機能、手話検知機能

ウィジェット機能の変更

iOS14のウィジェット機能

iOS14ではウィジェット機能が大幅に変更されました。

今まで専用ページ(一番左のページ)でのみ表示できたウィジェットを他の画面でも自由に配置できるようになります。

これまでは、アプリアイコンとウィジェットのページがそれぞれ分かれていましたが、Androidのように同じ画面に表示させることが可能となります。

iOS14:ウィジェットの追加方法と使い方!サイズ設定・スマートスタックの作成・削除など

メッセージ機能の強化

iOS14のメッセージ機能

iOS14のメッセージアプリは特定のメッセージのやり取りを最上部に固定できるようになりました。

その他、自分のアバターを作成できるミー文字のバリエーション増加やインライン返信などグループメッセージでの使い勝手向上などメッセージ機能が向上しています。

マップアプリの強化

iOS14ではマップアプリのナビゲート機能や探索機能が強化されました。

自転車や電気自動車用の経路案内が追加され、電気自動車用の経路では充電率と充電のタイプによってナビルートに充電スタンドも表示されるようになりました。

またガイド機能が追加され観光スポットや流行りの新しいレストランなどもリストで紹介してくれます。

プライバシー機能の強化

プライバシー機能の強化により、カメラやマイクの使用状況がより明確にわかるようになりました。

どのアプリがカメラやマイクを使用しているのかインジケーターで確認できます。

位置情報についてもアプリに提供するかしないかの選択の他に、おおよその位置情報のみ提供するという項目が追加されています。

Siriの機能強化

iOS14のSiri

iOS14でSiriがさらに賢くなりました。単なる性能アップだけでなく、音声メッセージの録音と送信もできるようになりました。

もう一つ大きな変更点がUIの変更です。今までは画面いっぱいに表示されていましたが、iOS14では画面の下にSiriのアイコンマークが表示されています。

応答は画面の上に表示されるため、作業が中断されることがなくなりました。

Safariの機能強化

Safariにはプライバシーレポート機能、パスワードモニタリング機能、翻訳機能が追加されました。パスワードモニタリング機能では情報漏洩の可能性があるパスワードが検知できます。

翻訳機能は、7言語に対応し、URL隣の【AA】のボタンを押して、表示言語の切り替え・翻訳することができます。

着信画面の変更

iOS14の着信

iOS14では着信画面のUIが変更されました。

今までは着信が来ると画面いっぱいに着信表示されていましたが、これからは画面の上部に通知されます。

操作中に着信があると、作業が中断されることもありましたが、画面上に表示するので画面が消えたりしません。

探すアプリの改良

今までの探すアプリではAppleの製品のみにしか対応していませんでしたが、iOS14ではサードパーティ製の製品にも対応するようになりました。

正式な対応製品は発表されていませんが、忘れ物防止タグなどにも対応すると思われます。

ホームアプリの改良

iOS14ではホームアプリの機能も大幅に強化されます。

機器の追加がコードスキャンやタップで出来るようになったり、コントロールセンターの操作が拡張されたりと、より使いやすく改良されました。

ビデオ付きのドアフォンやネットワークカメラでは写真アプリでタグ付けされた名前が表示され誰が来たのかすぐに確認できるようになりました。

アクセシビリティ機能の追加

アクセシビリティ機能ではヘッドフォン調整機能、ビデオ通話の機能が強化されました。

また、背面をタップする事で設定した操作を実行できる機能の設定項目も追加されています。

iOS14:背面タップとは?設定方法と使い方、対応機種について【iPhone新機能】

ヘッドフォン調整機能は音楽や映画、通話に合わせて自動で最適な音声に調整され、より音声が効きやすくなります。

ビデオ通話ではグループFaceTimeに手話検知機能が追加され手話を使っている人が自動で全面に表示されるようになります。

より多くのユーザーに使ってもらいたいというAppleの気持ちが感じられる機能ですね。

iOS14の正式版は2020年秋に配信

iOS13に続き、iOS14でも大幅なアップデートが行われます。

大きな変更点としてはウィジェットの自由配置やピクチャ・イン・ピクチャへの対応ですね。

Appライブラリも今まで大量のアプリの管理が大変だったので嬉しい機能です。

2020年9月の配信が予想されている正式版の配信が待ちましょう。待ちきれない方は2020年7月に配信が予定されているパブリックベータ版を試してみてみるのも良いと思います。

source:Appleプレスリリース|iOS 14でiPhoneの体験を刷新

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

携帯電話業界の経験者やアプリエンジニアなどのモバイルに関する専門知識を有するライターがiPhone、Androidの料金や使い方などスマホに関する情報をお届けします。初心者にも理解しやすく読みやすい記事を目標に書いています。