ドコモの2019年新プラン「ギガライト」は旧プランより安い?お得なの?

ドコモは、スマホ向けの新料金プランとして「ギガホ」と「ギガライト」の提供を6月1日より開始することを発表しました。

これに伴い、旧プランに当たる「カケホーダイ&パケあえる」のプランの新規申し込みが5月31日を持って終了することになりました。加入中であれば、旧プランの継続利用は可能です。

実際のところ、新しいプランが発表されたがプラン変更した方がいいのか、今のままプラン変更しない方がいいのか、わからなかったり、迷っている方も少なくないと思います。

このページでは、ギガライトと旧プランの料金を比較、どっちがお得かについてみていきます。もちろん、条件次第で割引も違ってきますのでご参考程度に。

ギガライトと旧プランを料金面で比較

最初に比較するのは、ギガライトと条件が近いプラン「シンプルプラン+ベーシックパック+spモード」で比べてみます。

いずれもデータ使用量によって、料金が変動する4段階のプランです。

安くなっているのか?

基本料金だけで見ると、料金が安くなっていることがわかります。下記表の合計(黄色の背景色のところ)を見て下さい。ただし、割引などを含めると適用条件によって旧プランの方が安い場合も出てきます。

1人で利用する場合

■新プラン:ギガライト

~1GB ~3GB ~5GB ~7GB
基本料金 2980円 3980円 4980円 5980円
ドコモ光セット割 0円 ▲500円 ▲1000円 ▲1000円
みんなドコモ割:2回線・3回線以上 ▲500円・▲1000円

※通話プランもspモードも込み

■旧プラン:シンプルプラン+ベーシックパック+spモード

~1GB ~3GB ~5GB ~20GB
ベーシックパック 2980円 3980円 4980円 5980円
シンプルプラン 980円
spモード 300円
合計 4260円 5260円 6260円 7260円
ドコモ光セット割 ▲100円 ▲200円 ▲800円 ▲800円
docomo with ▲1500円

<docomo withを適用中の場合>
例えば、現時点でdocomo withの▲1500円割引を適用している場合は、新料金プランにすると基本料金(黄色の背景色)1280円安くなるが、docomo withの割引1500円が適用できないので、トータルで220円高くなってしまうことになります。

<月々サポートを適用中の場合>
月々サポートの割引だけを考えると、月々サポートが1280円以上の割引を受けている場合は、プラン変更しない方が良いです。1280円より少ない場合は、ギガライトへプラン変更した方が安くなります。

家族3人で利用する場合

■旧プラン:シンプルプラン+ベーシックシェアパック+spモード

親回線 子回線1 子回線2
シンプルプラン 980円
SPモード 300円
パケットパック(~5GB) 6500円~ 500円 500円
docomo with ▲1500円
合計 6280円~ 280円~ 280円~

この場合は、1台当たり2280円(×3台)になります。データ容量は3人で5GBまで。

■新プラン:ギガライト

~1GB ~3GB ~5GB ~7GB
基本料金 2980円 3980円 4980円 5980円
ドコモ光セット割 0円 ▲500円 ▲1000円 ▲1000円
みんなドコモ割:2回線・3回線以上 ▲500円・▲1000円

ギガライトで家族3人、1GBと想定すると、2980円-1000円(みんなドコモ割)となり、1980円。1台当たり1980円。

この場合は、料金で見ると「ギガライト」の方が1台につき300円安くなります。

どっちがお得?プラン変更すべき?

新プラン、旧プランと条件の似たプランで料金を比較するといっても、適用できる割引がそれぞれ違うので、条件次第で新プランが安くなる場合もありますし、旧プランの方が安い場合もあります。

そうすると、どっちがお得というのは、人によって違うので、ご自身で料金診断し最適なプランを選択する必要があります。自分で計算しても良いですが、わからない方がほとんどだと思います。

ある程度わかる方は、公式サイトのシミュレーターを使って比べてみるのも良いですが、わからない方はドコモショップで相談してみてはいかがでしょうか。ドコモのプロのスタッフに最適なプランを提案してもらえることでしょう。

ドコモ「ギガホ」「ギガライト」はいつから?新料金プラン詳細とキャンペーンについて

公式:ギガホ、ギガライト|ドコモ

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