インターネットのページの読み込みが突然遅くなり、サイトがなかなか開かなくなったという経験はないでしょうか。
スマートフォンやパソコンを使っているとよくあることなので原因と対処方法を理解しておくと今後必ず役に立ちます。
今回は、AndroidスマホやiPhoneのインターネット通信が遅くなっている原因と解消方法について解説します。考えられる原因と解決方法をご説明していきます。
目次
通信速度制限にかかっている
契約内容によりますが、契約しているプランがデータ容量が指定されているものの場合、その容量を超えてしまうと制限がかかり通信速度が遅くなります。
速度制限が解除されるのは、契約しているキャリアによります。早く解除したい場合は、容量を追加購入したり、Wi-Fiを利用することで早い通信で利用することができます。
起動中のアプリが多い
バックグラウンドで起動しているアプリが多いと、スマホの動作に影響してきます。起動中のアプリを停止させてみましょう。
<Androidスマホ>
機種によって操作方法が異なるが、「メニューボタン(ホームボタンの左右どちらかのボタン)」を長押しかタップで起動中のアプリが表示されるので、停止させることができます。
<iPhone>
・ホームボタンをダブルクリックすると、起動中のアプリが一覧表示されます。スワイプして削除(停止)させてください。
・ホームボタンのないiPhoneは、画面下から上にスライドし中央付近で止めてください。すると、起動中のアプリが表示するので、上方向にスワイプして停止させてください。
タブが開きすぎている
SafariやChromeなど、お使いのブラウザアプリのタブ(ページ)をたくさん開いていると重くなることがあります。
利用しているブラウザにより操作が異なる場合がありますが、大抵は次の手順で消せます。
- ブラウザアプリを起動さます。
- 【タブボタン】をタップします。
- 閉じたいタブ付近にある【バツボタン】をタップするか、スワイプして削除できます。
スマホ・SIMカードの一時的な不具合
スマホの不具合やSIMカード、SDカードの接触不良などにより、一時的に不具合が起きていることがあります。
一時的なものであれば、再起動で多くは改善します。
スマホの電源を切って、SIMカードの抜き差し(汚れている場合は掃除)、電源を入れてみましょう。まれに、SDカードが原因でスマホが不具合を起こしている事もあります。SDカードを入れている場合は、SDを抜いた状態での動作確認もお試しください。
キャッシュがたまっている
キャッシュは、高速でデータを呼び出すための仕組みを言います。
例えば、ブラウザで開いたページは一時的に保存され、もう一度同じページを開く時は高速で開くことができます。
キャッシュは、アプリを使用すると、自然に溜まっていくのですが、不要な場合もあるので、手動で削除する事で容量を確保できます。
<iPhoneのSafariのキャッシュを削除する>
Safariの場合は、キャッシュのほかに履歴、Cookie、その他ブラウズデータも一緒に消えます。
【設定】⇒【Safari】⇒【履歴とWebサイトデータを消去】より、削除できます。
※動作確認:iPhone11 Pro、iOS13
電波が悪く3G、1X通信になっている
スマホのモバイルデータ通信の電波状態を確認してみましょう。
例えば、4G対応の機種にも関わらず、3Gや1X通信になっている場合、高速通信になっていない状態になります。
電波が悪いところでは、3Gや1xになり通信速度が遅くなります。同じく4の表示であっても受信状態が悪いと速く、安定した通信はできません。
電波状態の良好な場所に移動してからご利用ください。移動しても改善しない場合は、端末を再起動してみましょう。
Wi-Fi回線を利用できる場合は、Wi-Fiに接続するのもありです。
Wi-Fi通信の回線に問題が生じている
<スマホの設定>
Wi-Fiの回線が別の回線に勝手に切り替わっていないか確認し、別のものになっている場合は繋ぎなおしてみましょう。問題なければ、オフオンし再接続してみましょう。あるいは、切断してパスワードを再入力して接続し直すことで改善することもあります。
<Wi-Fiルーターやモデムの問題>
Wi-Fiルーターやモデム側に不具合が生じていることがあります。Wi-Fiルーター、モデムの再起動を行って下さい。
<固定回線に障害>
インターネット回線そのものに障害が生じている場合、インターネットに繋がらなかったり、遅くなったりすることがあります。契約しているインターネット会社で障害情報を調べてみましょう。障害が起きているようであれば、しばらく時間をおいてから再度お試しください。
ブラウザアプリが古いバージョンになっている
使用しているブラウザのアプリバージョンが古いものになっていることが原因で不具合が起きている可能性があります。
アップデートができるか確認し、可能な場合はバージョンアップして見ましょう。アップデートは、App StoreやGoogle Playストアで行うことができます。
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