Apple Watchでスクリーンショットを撮影できない、表示されない不具合の原因と対処法

Apple Watchも、iPhoneなどと同じく、スクリーンショット（画面の撮影）を撮ることができるのをご存知でしょうか？

簡単な操作でApple Watchで今表示している画面を保存することができますが、何らかのトラブルでスクリーンショットを撮影できない場合があります。

この記事では、Apple Watchでスクリーンショット（略称：スクショ）が撮影できない、撮影したはずの画像が表示されない原因と対処法について解説します。

Apple Watchでスクリーンショットができない原因

Apple Watchでスクショを撮影できない、スクショの画像が表示されない場合は、主に下記の原因が考えられます。

もちろん、原因によっては自力でトラブルを解決できます。次章の対処法を参考に不具合解消を目指しましょう。

Apple Watchでスクリーンショットができない時の対処法

下表は、原因・状況別の対処法です。

※動作確認環境：Apple Watch Series 8（Watch OS9.0・GPSモデル）、iPhone 14 Pro（iOS16.0.3）

Apple Watchでスクリーンショットを撮る方法

Apple Watchでスクショを撮る方法には、下記の手順で行います。

＜Apple Watch：スクショの撮り方＞

1. スクショを撮りたい画面を表示します。
2. 【デジタルクラウン】と【サイドボタン】を同時押しします。

「スクリーンショットをオンにする」を確認する

Apple Watchでスクリーンショットを撮影できるようにするには、設定を許可しておく必要があります。

1. iPhoneでWatchアプリを開きます。
2. 【一般】をタップします。
3. 「スクリーンショットをオンにする」のスイッチをオンにします。

写真アプリで撮影したスクリーンショットを確認する

撮影したデータ（スクリーンショット）は、Apple Watchまたはペアリング済みのiPhoneの写真アプリで確認できます。

Apple Watchの写真の同期をオンにする

Apple Watchで写真アプリに表示できるのは、同期したデータのみになります。

スクリーンショットを表示させたい場合は、表示させるアルバムを「最近の項目」などに設定しておく必要があります。

＜Apple Watchの写真アプリの同期設定＞

1. iPhoneでWatchアプリを開きます。
2. 【写真】をタップします。
3. 「写真の同期」のスイッチをオンにします。
4. 【アルバムを同期】⇒【最近の項目】をタップします。

Bluetoothをオンにする

ペアリングの設定が完了していてもApple WatchまたはiPhoneのBluetoothがオフになっていると接続が解除され、スクリーンショットを撮影しても写真アプリに表示されません。

双方のBluetoothをオンにし、ペアリングされると写真アプリに表示されます。

＜iPhoneのBluetoothをオンにする方法＞

1. 設定アプリを開きます。
2. 【Bluetooth】をタップします。
3. 「Bluetooth」のスイッチをオンにします。

Apple Watchを再起動する

Apple Watchの動作が不安定になっていることが原因で、スクリーンショットが撮影できなくなっている可能性があります。

Apple Watchの不具合が疑われる場合は、Apple Watchを再起動してからスクショを撮れるか確認してみましょう。

Apple Watchの電源を切れない場合は、下記の方法で強制的に再起動させることができます。

iPhoneを再起動する

iPhoneにバグ、不具合が発生していることで、スクリーンショットが撮れない、データが表示されないといったトラブルが発生する場合があります。

一度、iPhoneを再起動して改善されるか確認してみましょう。

＜iPhoneを再起動する方法＞

1. iPhoneの左右側面にある【サイドボタン】と【音量を上げるボタン（または音量を下げるボタン）】を同時に長押します。電源メニューが表示されたら指を離します。
2. 【電源オフのスライダー】を右端までスライドします。
3. 電源が切れたことを確認できたら【サイドボタン】を長押します。