LINEアプリのアップデート後に真っ黒のまま・強制終了する不具合と試した事

iPhone版LINEアプリのバージョン8.5.0にアップデート後、アプリを起動させると、真っ暗なままアプリが進まず表示されない、あるいはすぐに強制終了されて起動しない不具合が一部で発生しています。一部とはいっても、比較的多くのユーザーで同様の事象が起こっている模様。

不具合状況

私の端末は無事でしたが、家族が所持しているiPhone8 Plus(iOS11.2)に同様の不具合が発生しました。

アップデートは、自動アップデートするようにしていたiPhoneで発生。自動アップデートしていたほかのiPhoneでは正常に動いているものもあり、不具合の発生条件は特定できていません。

トークが届くと通知は届き、赤バッジの数字も増え、プッシュ通知もされるので内容を把握することができます。このことから、内部的にはLINEアプリは正常に動いていることが確認できます。

同様の不具合が発生している方で通知をオフにしている方は、通知をオンにすることで送られてきたトーク内容を確認することができます。

通知設定の操作手順は、【設定】⇒【通知】⇒【LINE】⇒通知を許可をオン。画面ロックを表示、履歴に表示、バナーとして表示のうち必要な分をオンにしてください。ただし、LINEアプリ内にも通知設定があるので、アプリ内でオフにしている方は設定しても内容が見れません。

試したこと

アプリ再起動⇒復旧せず

iPhone再起動⇒復旧せず

トーク受信時のプッシュ通知、バナー通知からLINEを起動⇒復旧せず、復旧する場合もあるようです

3D Touchで起動⇒復旧せず

ということで、同様の不具合が複数ユーザーで発生していることからアップデート(不具合修正版)が近々リリースされるはずなので、とりあえず修正版が配信、またはLINE公式から不具合についてアナウンスされるまで放置することにしました。

LINEの「Appを取り除く」をして、再インストールすることで復旧することも報告されていますが、万が一、トーク履歴などが消えては困るので試していません(通常はこの操作でトーク履歴などのデータは消えません)。

一応、操作手順を載せておきます。【設定】⇒【一般】⇒【LINE】⇒【Appを取り除く】⇒【Appを再インストール】で行えます。

その後、家族の端末は、4月19日昼頃に特別な操作をすることなく、勝手に復旧しました。自動アップデートの設定だったので、自動的に最新バージョンにアップデートされたのかと思ったのですが、バージョンを見ると8.5.0のままで8.5.1にはなっていませんでした。8.5.1でも不具合の報告があるので、安定したバージョンが出るまで今のまま使うことにしました。

今後の対策

今回のようなことにならないように、最新バージョンがリリースしたからと言ってすぐにアップデートしないようにし、自動アップデートにしている場合は、自動アップデートを停止、手動アップデートで行うようにする。

自動アップデートの停止は、【設定】⇒【iTunesとApp Store】⇒自動ダウンロードの欄のアップデートをオフにすることで停止できます。

また、アップデート前に不具合情報をしっかり調べてからバージョンアップするようにすることで、トラブルを回避できます。

追記:バージョン8.5.1(不具合修正版)が配信開始

4月19日、不具合を修正した8.5.1がApp Storeでリリース。不具合が起こっている方は、アップデートしてみてください。

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