iOS15.5にアップデート後、バッテリーに関する不具合が一部で報告されています。
私のiPhone 13 Proでも、バッテリー消費が激しくなり、充電をしてもなかなか増えない、iPhone本体が発熱する不具合が見られました。
この記事では、iOS15.5にアップデート後に見られたバッテリーに関連する不具合を紹介します。
目次
iOS15.5で起きたバッテリーの不具合
iPhoneに限らず、度々、報告されているバッテリーに関する不具合。OSアップデート後に、発生するケースも少なくありません。
今回、私が発生した不具合は、次の3つです。
- 充電の減りが早い
- 充電残量が増えない
- 本体が発熱する
iOS15.5アップデート後、バッテリー持ちが逆に良くなったと報告するユーザーもいますが、私のように同様の不具合が発生しているユーザーも一部で確認できました。
バッテリーの不具合の対処法は?
ご自身で対処を行うことで改善する場合があります。
iPhoneの再起動、バッテリー消費をしているアプリのチェック、設定を変更するなど、できる事を試してみましょう。
本体に熱を持っている場合は、次項の対処法を行ってください。
発熱した場合
iPhoneが熱くなっている場合、本体に負荷がかかっていることが考えられます。
そのまま使い続けると、温度上昇が進み、本体に異常な負荷がかかり、故障にも繋がりかねません。
ひとまず、電源を切り、風通しの良い場所、日陰などの温度の低い場所に置いて、熱が下がるまでしばらく待ちましょう。
そのうえで以下の対処法を試してみてください。
iPhoneを再起動する
バッテリー異常が見られる場合、まずはiPhone本体の再起動を試してみましょう。
電源を入れ直すことでバグを解消し、バッテリー異常の改善を期待できます。同じく、充電が増えない不具合についても、再起動により十分改善する可能性があります。
<iPhoneの再起動>
- 【音量ボタン】と【サイドボタン】を長押しします。
- 【電源アイコン】を右側にスライドします。
- 【電源ボタン】を長押しします。
アプリ毎のバッテリーの使用状況を確認する
iOS15.5にアップデートした不具合ではなく、バッテリーを消費している原因が他にあるかもしれません。
アプリ毎のバッテリー使用状況をチェックしてみましょう。異常に消費量が多いものがあれば、そのアプリが原因の可能性が高いです。
<アプリ毎のバッテリーの使用状況を調べる>
- 設定アプリを開きます。
- 【バッテリー】をタップします。
- 下にスクロールして「App毎のバッテリー使用状況」を確認できます。
消費量の多いアプリを停止させて様子をみてみましょう。バックグラウンドで起動しているアプリで不要なアプリがあれば、一緒に停止しておきましょう。
バッテリーの劣化状況を確認する
長く使用しているiPhoneの場合はバッテリー容量が低下し、充電持ちが悪くなります。
バッテリーの最大容量を確認してみましょう。100%に近いほど、バッテリーが新品になります。
<バッテリーの最大容量を確認する>
- 設定アプリを開きます。
- 【バッテリー】をタップします。
- 【バッテリーの状態】をタップします。
- 「最大容量」のバーセントを確認します。
しばらく様子を見る、アップデートを待つ
不具合が発生して間もない場合は、しばらく様子を見ることで不具合が解消される可能性も十分あります。
バッテリーの減りは早いものの、普段通り問題なく利用できるレベルの不具合であれば、数日間様子を見てみましょう。数日、数週間後、勝手に直っていたなんてことも珍しくありません。
またしばらくすれば、最新バージョンがリリースします。最新バージョンにアップデートすることで改善を期待できます。
バッテリーに関する設定を見直す
iPhoneの設定を変えることで、バッテリーの消費量を大幅に改善できる場合があります。
低電力モードの使用、ディスプレイに関する設定など、バッテリー消費に影響する設定は、数十ヶ所もあります。
詳しくはこちらの記事「iPhoneの充電の減りが早い!バッテリーを長持ちさせる設定方法」を参考に設定してみてください。
解決しない場合
故障が疑われる場合や問題を解決できない場合などは、Appleサポートに相談してみましょう。
バッテリー交換、本体の修理、設定変更など、やるべきことを案内してもらえます。
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