楽天モバイル2019年新料金プラン(違約金なし・縛りなし)と旧プランの違いや変更点を解説

楽天モバイルは、MVNOサービス向けに最低利用期間や違約金と言った契約上の縛りを廃止した新料金プランを発表しました。

大手キャリアをはじめ、縛りを廃止したプランが発表されていますが、この度、楽天モバイルでも同じように最低利用期間といった契約を廃止し、いつ解約しても解約料・違約金が発生しないプランの受付が2019年10月1日より開始します。

このページでは、楽天モバイルの縛りなし・解約料なしの新料金プランの詳細内容と従来のプランとの違いや変更点について解説していきます。

スーパーホーダイの料金内訳・割引と変更点

新料金プランの基本料金は下記表の通りです。

スーパーホーダイは、10分以内の国内通話を無料で利用できるほか、使用量に応じたプランを設定できるようになっています。

プラン名 プランS プランM プランL プランLL
データ容量 2GB 6GB 14GB 24GB
基本料金 2980円 3980円 5980円 6980円
楽天会員割 ▲1500円×1年間
ダイヤモンド会員割 ▲500円×最大1年間
合計(割引適用後) 980円 1980円 3980円 4980円

※1:楽天会員割は、楽天アカウントを持っていれば適用することができます。持っていない方も無料で簡単に作成できます。

※2:ダイヤモンド会員が適用できる割引サービスです。楽天会員にはランクがあって、最上位がダイヤモンド会員になります。ダイヤモンド会員になるには、過去6ヶ月で4000ポイント以上を獲得、ポイントを30回以上を獲得、楽天カードを所持していることが条件です。

プラン名や割引前の基本料金、10分かけ放題などは、従来のスーパーホーダイと同じですが、新「スーパーホーダイ」では、楽天会員割や2年契約などの条件に変更が加えられています。

契約や割引の変更は次の通りです。

縛り 違約金 割引サービス
従来のスーパーホーダイ 1年契約 9800円 楽天会員割500円×2年間
2年契約 楽天会員割500円×2年間、長期割500円×2年間
3年契約 楽天会員割500円×2年間、長期割1000円×2年間
新料金のスーパーホーダイ なし なし 楽天会員割1500円×1年間

旧スーパーホーダイでは、1年契約、2年契約、3年契約とあって、最低利用期間がそれぞれ設けられていました。これらの年契約および途中解約した場合に発生する違約金9800円を新プランでは廃止されています。

また、適用できる割引サービス(割引額)は楽天会員割引が▲1500円になっています。

縛りがなる代わりでしょうか、割引の総額はダウンしています。

組み合わせプランの料金内訳・割引と変更点

組み合わせプランの新料金プランの詳細内容については、現在発表されていません。

現在わかっているのが縛りがなくなるという点だけです。

組み合わせプラン 新料金プラン 旧プラン
通話プラン 縛りなし・違約金なし 最低利用期間1年間・解除料9800円
データプラン 縛りなし・違約金なし 縛りなし・違約金なし

データプランの場合はもともと最低利用期間はないので変更はないのですが、通話プランは最低利用期間が1年間あり、期間中に解約すると9800円の違約金が発生します。

旧プランの料金は次の通りです。

旧プランの料金 通話SIM データSIM(SMSあり) データSIM(SMSなし)
回線 ドコモ・au ドコモ・au ドコモ
ベーシックプラン 1250円 645円 525円
3.1GB 1600円 1020円 900円
5GB 2150円 1570円 1450円
10GB 2960円 2380円 2260円
20GB 4750円 4170円 4050円
30GB 6150円 5520円 5450円

条件が変わっているのが、通話SIMなので縛りなしに緩和している分、通話SIMのプランの料金が高くなりそうです。データSIMは内容は変わっていないので料金も据え置きだと思われます。

組み合わせプランの新料金プランについて、楽天モバイルに問い合わせたところ、公式ホームページで随時お知らせするとのことでした。

source:楽天モバイルプレスリリース

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