Tヘルスケアの歩数がカウントされない、増えない原因と対処法【iPhone&Android】

Tポイントを稼げる歩数計アプリ「Tヘルスケア」

決められた歩数を歩いてマイルを獲得。そして、貯めたマイルをTポイントに交換できる仕組みになっています。

Tヘルスケアでは、歩数の機能が非常に重要なのですが、なぜか歩数がアプリに反映されないことがあります。このトラブルは、設定や不具合、環境など、さまざまな問題が想定されます。

この記事では、Tヘルスケアの歩数が増えない、カウントされない原因と対処方法を解説します。

Tヘルスケアの歩数がカウントされない、増えない原因と対処方法

Tヘルスケアの歩数がカウントされない、増えないときに考えられる主な原因には、次のような事柄があります。

  • 設定の問題
  • 通信状態の問題
  • Tヘルスケアアプリの不具合
  • スマホの不具合

ここからは、具体的な対処法を紹介していきます。

※動作確認環境:Tヘルスケアのアプリバージョン1.2.0(iOS版、Android版)、iPhone 13 Pro(iOS15.4)、Pixel 3a XL(Android12)

iPhone:モーションとフィットネスへのアクセスを許可する

iPhoneで歩数を計測するために必要な設定です。Tヘルスケアの初期設定で許可する項目ですが、設定できていない可能性があります。

<iPhone:モーションとフィットネスへのアクセスを許可する方法>

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 【プライバシー】をタップします。
  3. 【モーションとフィットネス】をタップします。
  4. 「フィットネストラッキング」と「Tヘルスケア」のスイッチをオンにします。
Tヘルスケアのモーションとフィットヘスの設定

Android:身体活動データへのアクセスを許可する

Tヘルスケアが歩数を取得するために、身体活動データへのアクセスを許可できているか確認してみましょう。許可できていない場合は、許可に設定変更する必要があります。

<身体活動へのアクセスを許可する手順>

  1. 【Tヘルスケア】を長押しします。
  2. 【アプリ情報】⇒【権限】をタップします。Tヘルスケアのアプリ情報
  3. 【身体活動】⇒【許可】をタップします。
    Tヘルスケアの身体活動

Android:Google Fitと再連携する

TヘルスケアとGoogle Fitの連携がうまくできていない可能性があるため、一度連携を解除して再連携してみましょう。

<Google Fitと再連携する方法>

  1. Google Fitアプリを開きます。
  2. 【プロフィール】⇒【歯車のアイコン】⇒【接続済みのアプリを管理】の順にタップします。
    Google Fitと接続済みのアプリを確認する
  3. 【Tヘルスケア】⇒【接続を解除】⇒【接続を解除】の順にタップします。
    Google FitとTヘルスケアの接続を解除
  4. Tヘルスケアアプリを開きます。
  5. 【Google Fitを連携許可する】をタップします。TヘルスケアをGoogle Fitと連携
  6. ログインするGoogleアカウントを選択します。
  7. 【続行】をタップします。
    TヘルスケアでログインするGoogleアカウントを選択

通信状態を改善する

Tヘルスケアは、インターネットへの接続を行い、最新情報を取得します。

電波が不安定、圏外になっている場合、機内モードになっている場合など、インターネットに繋がらない状態になっていると、最新の歩数情報を取得できません。

インターネットに繋がらない場合は、読み込み中のまま動かなかったり、「接続に失敗しました。インターネット接続を確認してもう一度お試しください。」や「ネットワークが接続されていません。電波のよいところで再度お試しいただくか、少し時間をおいて再度お試しください」などのエラーメッセージが表示されたりします。

Tヘルスケアのエラーメッセージ

通信状態を改善し、Tヘルスケアアプリを開きなおしてみてください。

しばらく時間を置く

Tヘルスケアは、ほぼリアルタイムに歩数が更新されていきます。

とは言っても、1歩ずつ反映されていくわけではないので、歩数が増えない場合は少し時間を置いてみましょう。

時間を置いても歩数が増えない場合は、何か問題がある可能性が高いです。

スマホを持って歩く

当然ですが、歩数をカウントできるデバイスを持ち歩いていないと、自分だけ歩いてもTヘルスケアの歩数は増えません。

Tヘルスケアで歩数を取得するためには、スマホを持った状態(ポケットやカバンに入れるなど)で歩いたり、走ったりしないと歩数を取得できません。

スマホの電源が入っていないと歩数がカウントされないので、スマホの電源を入れた状態で歩いてください。また、Apple Watchで計測した歩数は、反映しないので注意してください。

低電力モードをオフにする

バッテリーを節約するために、さまざまな機能をセーブし電池持ちを良くする機能です。

電池を長持ちさせるモードは、AndroidもiPhoneも対応しています。

<iPhone:低電力モードの設定方法>

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 【バッテリー】をタップします。
  3. 「低電力モード」のスイッチをタップします。
iPhoneの省電力モードをオフ

Androidは、機種により機能名が異なります。Pixel 3a XLには、バッテリーセーバー、スーパーバッテリーセーバーと呼ばれるモードが搭載されています。

<Android(Pixel 3a XL):バッテリーセーバーの設定方法>

  1. 設定アプリを開きます。
  2. 【バッテリー】⇒【バッテリーセーバー】の順にタップします
  3. 「バッテリーセーバーの使用」のスイッチをタップします。
バッテリーセーバーをオフにする

Tヘルスケアアプリをアップデートする

Tヘルスケアの使用中バージョンで不具合が起きている場合は、不具合修正が行われたバージョンへアップデートすることで解消されます。

最新バージョンが利用可能なら、アプリストアよりアップデートしてみてください。

<iPhone:Tヘルスケアをアップデート方法>

  1. App Storeを開きます。
  2. 右下の【検索】⇒「Tヘルスケア」と入力して検索します。
  3. Tヘルスケアの右にある【アップデート】をタップします。
iPhoneでTヘルスケアのアップデート

<Android:Tヘルスケアのアップデート方法>

  1. Playストアを開きます。
  2. 画面上の検索フォームに「Tヘルスケア」と入力して検索します。
  3. Tヘルスケアの右にある【更新】をタップします。
AndroidでTヘルスケアをアップデート

Tヘルスケアアプリを再起動する

Tヘルスケアアプリを開きなおしてみましょう。

一時的に起きている不具合であれば、アプリを再起動することで改善することがよくあります。

<iPhone:Tヘルスケアアプリを再起動する方法>

  1. 画面下から上にゆっくりスワイプします。Appスイッチャーの画面が表示したら、画面から指を離します。
  2. 【Tヘルスケアのアプリプレビュー】をスワイプします。
  3. 【Tヘルスケアのアプリアイコン】をタップします。
iPhoneでTヘルスケアの再起動

<Android:Tヘルスケアを再起動する方法>

  1. 【マルチタスクボタン】をタップします。
  2. 【Tヘルスケアのプレビュー】をスワイプします。
  3. 【Tヘルスケアのアプリアイコン】をタップします。
AndroidでTヘルスケアの再起動

スマホを再起動する

スマホ本体のバグや不具合が原因でTヘルスケアアプリが不具合を起こしているようなら、スマホの電源を入れ直すだけで解消する可能性があります。

<iPhoneを再起動する方法>

  1. iPhone本体側面の【サイドボタン】と【音量ボタン】を同時に長押しします。電源メニューが表示されたら、指を離します。
  2. 【電源アイコン】を右にスワイプします。
  3. 電源がOFFになった後に、iPhoneの右側面にある【サイドボタン】を長押しします。
iPhoneを再起動する方法

<Androidを再起動する方法>

  1. スマホ本体の【電源ボタン】を長押しします。電源メニューが表示されたら、指を離します。
  2. 【再起動】をタップします。再起動されるので、そのままお待ちください。
Androidで再起動する方法

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携帯電話業界の経験者やアプリエンジニアなどのスマホやアプリに関する専門知識を有するライターが記事を執筆しております。 初心者にもわかりやすいように難しい専門用語をできるだけ少なくし、簡潔で読みやすい記事をお届けします。