イルモとアハモの違いは？キャリアメールや通信速度などを比較

ドコモの新料金プラン「irumo（イルモ）」や「eximo（エクシモ）」が登場したことで、どのプランが自分はプラン変更した方が良いのか気になっている方も多いのではないでしょうか？

この記事では、新料金プランの「irumo」と従来からあるプラン「ahamo（アハモ）」との違いについて解説します。

プラン内容をしっかり把握して、ご自身に最適なプランを選ぶようにしましょう。

irumoとahamoの違いは？

irumoとahamoでは、基本料金、データ容量、通話料金、店頭サポート、事務手数料など、さまざまな点が異なります。

それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

基本料金とデータ容量を比較

irumoは、データ容量を0.5GB、3GB、6GB、9GBから選べる定額制の料金プラン。

0.5GBを除く、3GB以上の容量を選択した場合は、ドコモ光セット割、home 5Gセット割、dカードお支払割といった各種割引サービスの適用も可能です。

irumoの料金内訳は下表の通りです。

ahamoは、データ容量20GBで1回5分以内の国内通話を無料で利用できる定額制プランです。基本料金は2970円。

80GBを追加できる大盛りオプション（月1,980円）を付けることで、合計4,950円でデータ容量100GBを利用することができます。

適用できる割引サービスの違い

適用可能な割引サービスの違いを確認してみましょう。

irumoは3GB以上を選択した場合、ドコモ光セット割、home 5Gセット割、dカードお支払割については割引対象となっており、みんなドコモ割は台数としてカウントされます。

それに対し、ahamoは全て対象外となっています。ただ、ahamoの基本料金はかなり割安になっているため、割引関係なく安く持てるといったメリットがあります。

irumoの6GB（基本料金2,827円）と、ahamoの20GB（基本料金2,970円）を比べると、ベースとなる基本料金が安いことがわかります。

通話料の違い

通話に関しては、ahamoの方が高条件となっています。

ahamoは、5分以内の国内通話が無料です。一方、irumoは30秒22円となっており、5分以内の通話を無料にしたい場合は「5分通話無料オプション（月880円）」を追加する必要があります。

24時間国内通話が無料になる「かけ放題オプション」についても、ahamoの方が安い値段でオプションを付けられます。

ドコモメールの違い

irumoは「ドコモメールオプション（月330円）」を追加することでドコモメール（@docomo.ne.jp）を使えますが、ahamoは対応していません。

ただし、ドコモメールを既に取得している方がahamoに切り替える場合などは、「ドコモメール持ち運び（月330円）」を利用することで引き続きドコモメールを利用することが可能です。

ahamo単体でドコモのメールアドレスを取得することはできません。

ネットワーク・通信速度の違い

※1：ネットワーク混雑時や大量通信時などはahamoやeximoの利用が優先され、irumoが先に通信制限の対象となる場合があります。最大速度は機種やエリアによって異なりますが、技術規格上、受信時最大4.9Gbps、送信時最大1.1Gbpsとなっています。

月間のデータ容量を使い切った後など、通信速度が制限された場合でもahamoはirumoよりも速く最大1Mbpsのスピードが出ます。

店頭サポートの違い

店頭（ドコモショップ、量販店など）で受けられるサポートの違いについて見ていきましょう。

irumoの場合は、基本操作（電話やメールなど）は無料で案内してもらえますが、他は有料となります。

それに対し、ahamoの場合、基本操作などの店頭サポートは対象外となっております。ただし、店頭で申し込みなどの手続きのサポートは有料（3,300円）で受けられます。

事務手数料の違い

Webからの場合、irumo、ahamoともに新規契約などに発生する事務手数料は無料になります。

店頭手続きは、ahamoは対応していませんが、irumoは店頭で手続きできます。

ただし、新規契約、契約変更、SIM再発行などの店頭での手続きは、事務手数料が3,850円発生するため、無料で手続きしたい場合はWebで手続きをするようにしましょう。

irumoとahamoの比較表

irumoとahamoの主な違いを表にしました。

irumoとahamoでは、大幅に内容が異なります。ご自身の使い方に適したプランを選択するようにしましょう。

※2023年7月3日時点の情報です。