韓国のスマホメーカーSamsungは、自社のスマホであるGalaxyシリーズを日本のキャリアに毎年リリースしております。
2019年も例に漏れずリリースされますが、今夏は格安MVNO業者向けにも販売されるGalaxy A30と、大手キャリア向けのGalaxy S10とS10+がリリースされる予定です。
新しいGalaxyシリーズはどんなスマホなのか?スペックや特徴、そしてドコモより取扱いが始まる東京オリンピック限定モデルとは何かをまとめてみました。
目次
『Galaxy A30』『Galaxy S10』『Galaxy S10+』のそれぞれの関係性は?
まずは今回一度に『Galaxy A30』『Galaxy S10』『Galaxy S10+』の3機種が同時に発表されたので、この3機種の関係性や取扱いキャリアを簡単にお伝えしたいと思います。
- Galaxy A30…取扱いキャリアはauとUQ mobileで『Galaxy S10』『Galaxy S10+』よりスペックと値段を落とした廉価版モデル
- Galaxy S10 Galaxy S10+…取扱いキャリアはauとドコモでS10+は最もスペックの高いハイエンドモデルで、S10はS10+より若干スペックを落としたスマホ
簡単に3機種の関係性や取扱いキャリアをまとめるとこのようになります。
特にGalaxy A30は格安MVNO業者のUQ mobileでも取り扱う関係で、一括価格は3,1644円と今までのGalaxyシリーズの中でもかなり安い部類になっております。
Galaxy『A30』『S10』『S10+』のスペックまとめ
この3機種のスペックをまとめて表にすると以下のようになります。
機種名 | Galaxy A30 | Galaxy S10 | Galaxy S10+ |
CPU | Exynos7904 1.8GHz/2+1.6GHz/6 | Snapdragon855 2.8GHz/1+2.4GHz/3+1.7GHz/4 | |
OS | Android 9 | ||
バッテリー容量 | 3,900mAh | 3,300mAh | 4,000mAh |
内蔵RAM・ROM | 4GB・64GB | 8GB・128GB | |
カメラ画素数 | メインカメラ…1,300万画素
サブカメラ…800万画素 |
メインカメラ…1,200万画素・1,200万画素・1,600万画素
サブカメラ…1,000万画素 |
メインカメラ…1,200万画素・1,200万画素・1,600万画素
サブカメラ…1,000万画素・800万画素 |
防水・防塵 | 対応 | ||
ワンセグ・フルセグ | 非対応 | 対応 | |
おサイフケータイ | 対応 | ||
ディスプレイ画素数 | 2,340×1,080dpi FHD+ | 3,040×1,440dpi Quad HD+ | |
カラー | ブルー
ブラック レッド ※ホワイト…auのみ取扱い |
プリズムホワイト
プリズムブラック プリズムブルー |
プリズムホワイト
※ドコモは東京オリンピック限定モデルのみプリズムホワイト対象 プリズムブラック |
取扱いキャリア | au・UQ mobile | au・ドコモ | |
端末価格(一括時) | au…43,200円
UQ mobile…31,644円 |
au…102,000円
ドコモ…89,424円 |
au…114,960円
ドコモ…101,088円 ドコモ東京オリンピック限定モデル…114,696円 |
OSは共通のAndroid 9ですが比較してみると、価格やスペック面では同じGalaxyシリーズでもA30とS10・S10+にはかなりの隔たりがあるのが窺えます。
『Galaxy A30』の特徴やおすすめ出来る人は誰か?
先のスペック表やSamsung公式ホームページの内容を元に、Galaxy A30の特徴やおすすめ出来る人はどんな人かまとめてみたいと思います。
A30の特徴1:Galaxyシリーズでも手の出しやすい価格
Galaxy A30は今まで高級スマホをメインとしてきたGalaxyシリーズの中では異例とも言える低価格帯が一番の特徴です。
特にUQ mobileでは31,644円とS10やS10+と比較して3割程度の価格で入手できるので、今までのGalaxyシリーズの中でも最新機種なのに最も敷居の低いモデルです。
A30の特徴2:容量たっぷりのバッテリー容量で長持ちしやすい
大容量バッテリーを売りにするスマホは数多く存在しますが、Galaxy A30は3,900mAhと大容量のバッテリーを持っておりハイエンドモデルのS10+より100mAhしか差はありません。
バッテリー容量はあって困る物ではないので、低価格帯ながらハイエンドモデルに匹敵するバッテリー容量を持つコスパの良いスマホです。
A30がおすすめ出来る人:Galaxyシリーズに初めて手を出す人
手を出しやすい価格に大容量バッテリーを兼ね備えており、それ以外にも外国製スマホでありながら防水・防塵とおサイフケータイに対応と日本向けの機能に対応しております。
その点を鑑みるにGalaxy A30は初めてGalaxyシリーズに手を出す人におすすめの1台と言えるでしょう。
『Galaxy S10』『Galaxy S10+』の特徴やセールスポイントは何か?
廉価版のGalaxy A30に対して高級スマホ路線を突き進むS10と、S10より更に画面を大きくしたプレミアムスマホのS10+ですがどんな特徴があるのか?
どんな人にS10やS10+がおすすめなのかをまとめたいと思います。
S10・S10+の特徴1:複眼カメラを使った高画質なA.I撮影が可能
Galaxy S10・S10+の特徴としてメインカメラが3つのカメラを使ったトリプルカメラになっており、通常の撮影の他に望遠や広角時でも画質が落ちずに撮影が可能です。
複眼カメラだけでなくシーンに合わせてカメラの設定が変化するインテリエントカメラのシステムを搭載し、S10+はインカメラでもダブルレンズで自撮り時にも高画質撮影が可能です。
S10・S10+の特徴2:現行機種でもトップクラスのスペック
Galaxy S10・S10+に搭載されているCPUは現行のAndroidでも最高峰のスペックを誇り、処理を担当する内蔵RAMも8GBと大容量で処理能力も高い数値と予測されます。
公式ホームページでも『ゲーム体験のすべてを変える』と銘打つ程なので、ハイスペックを要求するスマホゲームに向いたスマホです。
S10・S10+がおすすめ出来る人:ハイスペックなスマホを今夏に購入予定の人
Galaxy S10・S10+はカメラ性能だけでなく基本的なスペックも非常に高く、それに比例して価格も高いプレミアムスマホになっております。
その為Galaxy S10・S10+をおすすめ出来る人は今夏にハイスペックなスマホを購入したいと思っている人で、並の使い方やユーザーでは性能を持て余す可能性もあります。
我こそスマホに自信あり!と自負するヘビーユーザーにおすすめの1台と言えるでしょう。
ドコモで取り扱う『Galaxy S10+』のみ2020東京オリンピック限定モデルを販売予定
最後にドコモのGalaxy S10+のみ2020東京オリンピック限定モデルを販売する予定で、通常のGalaxy S10+とスペックは同じなものの以下の違いがあります。
- 色はプリズムホワイト一色のみ
- 価格は2020東京オリンピック限定モデルの方が約15,000円程高くなる
- 通常版のGalaxy S10+は6月1日発売だが、2020東京オリンピック限定モデルは7月下旬と2か月遅れて発売予定
- 公式ホームページを見るに2020東京オリンピック限定モデルは東京オリンピックのロゴらしき刻印が施される?
東京オリンピック限定モデルのGalaxyはドコモのGalaxy S10+のみが対象なので、記念になるスマホが欲しい!他の人とは違うスマホが欲しい!という方は検討してみるのも良いでしょう。
※2019年5月19日時点の情報です。
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