多くの方が使用しているスマホは、自動的にスリープモードに移行するよう設定されています。
しかし、何らかの問題で、画面が点きっぱなしになっていたり、暗くならなかったりする不具合が起こります。
簡単な設定間違いもあれば、スマホそのものが原因となり不具合を起こしている場合もあります。
この記事では、Androidスマホの画面が自動で消えない、暗くならない、スリープにならない場合の対処法を解説します。
目次
Androidスマホの画面が自動スリープにならない原因と対処法
本記事では、下記の5つを原因と想定し、対処法を紹介します。
- 設定に問題がある
- アプリの仕様
- システムの不具合
- アプリの不具合
- スマホの故障
思い当たる原因があれば、該当の対処法を中心に対応してください。原因に見当もつかない場合は、上から順番にできることから試していってください。
設定に問題がある場合
根本的な問題ですが、設定ミスしている場合は、自動スリープになりません。
お持ちのスマホの自動スリープの設定、時計の常時表示の設定から見直してみてください。
下記の設定手順は、Pixel 3a XL(Android12)を使用した手順です。
自動スリープまでの時間を設定する
自動的にスリープモードになかなか移行しない場合は、時間の設定が長くしている、あるいはスリープにならないように設定している可能性があります。
<画面消灯までの時間を設定>
- 設定を開きます。
- 【ディスプレイ】⇒【画面消灯】をタップします。
- 自動で画面消灯させる時間を選択します。
時間と情報を常に表示の設定をオフにする
ずっと時計が表示したままになっている場合は、「時間と情報を常に表示」の設定を見直してみましょう。こちらの設定がオンになっていると、画面が点いたままになります。
画面を消したい場合は、設定をオフに切り替えてください。
<時間と情報を常に表示をオフに設定する>
- 設定を開きます。
- 【ディスプレイ】⇒【ロック画面】をタップします。
- 「時間と情報を常に表示」をオフにします。
アプリの仕様
自動スリープの設定が行われている場合、設定した時間が経過すると、通常スマホは自動的に画面が暗くなります。
しかし、使用しているアプリによっては、スリープモードに移行しないものもあります。
ひとつ例を挙げると、睡眠の質を計測できるアプリ「ソムナス」の場合は、睡眠計測を開始すると、画面が点いたままでスリープにはなりません。
他にも動画配信サービスで動画を再生中は、操作していなくても画面は点いたままです。
このようにアプリによっては、画面が消えない仕様になっているものがあります。
システムの不具合
端末設定やアプリの問題ではない場合は、スマホのシステムに問題があるかもしれません。
下記を試していただき、改善するか確認してみましょう。
- バックグラウンドで起動中の全てのアプリを停止
- スマホの再起動
簡単な不具合であれば、解消される確率が高いです。
起動中のアプリの停止とスマホの再起動のやり方は、下記リンク先の記事で紹介しています。操作方法がわからない方は、参考にしてみてください。
詳細記事:スマホの「起動中のアプリ」を確認する方法と強制終了・停止のやり方【Android・iPhone】
詳細記事:スマホを再起動する方法。電源オンオフのやり方【Android&iPhone】
アプリの不具合
不具合が発生し始める前、インストールしたアプリはないか考えてみてください。直近にインストールしたアプリが原因の可能性があります。思い当たるアプリがある場合は、削除するなどの対策が必要です。
スマホをセーフモードで起動して、インストールしているアプリなどが原因で不具合が起きていないか調べることも可能です。
詳細記事:Android:セーフモードのやり方!起動しない場合の対処方法!
スマホの故障
スマホを故障されるようなことはしていなくても、少しの水の侵入、小さな衝撃の積み重ねなどで気づかない間に壊れてしまうことがあります。
たとえ、耐衝撃、防水、防塵の機種であっても、基盤や回路、ディスプレイなど、さまざまな部品が故障する恐れがあります。
スマホの故障が疑われる場合は、メーカーや契約中のキャリアなど、相談してみてください。
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