【au】今日の通信障害の原因や発生状況を確認する方法と対策【iPhone＆Android】

auなどの回線を契約していると、圏外エリアや電波が不安定な場所を除き、スマホでいつでも電話やインターネットを楽しむことができます。

しかし、通信障害が原因で、電話やデータ通信が突然できなくなってしまうことがあります。どのキャリアの回線を契約していても通信障害の影響を受けてしまう可能性があります。

電話やデータ通信ができないからといって、必ず通信障害というわけでもありません。このようなトラブル発生時は、焦らず冷静に対処するようにしましょう。

この記事では、auで今日発生している通信障害の原因などを確認する方法と対処方法を解説します。

auで発生した今日の通信障害を確認する方法

auで発生している通信障害を確認する方法は、大きく分けて二通りあります。

ひとつは、au（KDDI）が発表する公式情報、もう一つは非公式情報になりますが、不具合・障害の影響を受けたユーザーを探して判断する方法があります。

それぞれメリットがあり、公式情報は原因などの正確な情報を確認できることができます。一方、非公式情報はユーザーが実際に起きている不具合をリアルタイムで確認できるため、公式よりも早い情報を得ることができます。

公式情報を確認する

auで通信障害が確認された場合、公式サイトのお知らせやauのTwitterアカウントで詳細内容が発表されます。

公式サイトのお知らせでは、発生日時や原因、状況に応じた対処法の案内など、詳細情報が配信されています。

通信障害が発生した場合は、まずは公式サイトの確認を行いましょう。

公式サイト：KDDI株式会社│お知らせ一覧

公式サイト：au│通信障害等に関するお知らせ

ユーザーの声を確認する

Twitterで通信障害について検索してみましょう。

公式から正式な発表があるまで、しばらく時間がかかりますが、ユーザーの投稿であれば不具合が起きた場合、リアルタイムで投稿されるため、いち早く情報を見つけることができます。

「au 通信障害」「au 電話 繋がらない」「au インターネット 繋がらない」などのキーワードを入力して、Twitterなどで検索してみてください。ユーザーの生の声をリアルタイムで探すことができます。

同じような不具合が多数ある場合は、auで通信障害が発生している可能性が高いです。自分と同じ不具合の投稿が見つからない場合は、自分のスマホだけで起こっている不具合の可能性があるため、別の対応が必要になってきます。

Twitterが使用できない場合は、「Yahooリアルタイム検索」や障害情報を確認できるサイト「Downdetector（ダウンディレクター）」で調べることもできます。

auで通信障害が発生した時の対策

au回線で通信障害が起きた場合、ユーザー側で使えなくなる機能として、「電話」「データ通信」「SMS」があります。

例えば、通信障害で電話ができないけど、今すぐ電話をしなければいけない。そのような時でも、障害の影響を受けているスマホでIP電話アプリを使用すれば電話をかけられる可能性があります。

下表は、機能別に影響を受けたときの対処法を紹介しています。

※動作確認環境：iPhone 13 Pro（iOS15.5）、Pixel 3a XL（Android12.0）

電話ができない場合：インターネット回線で通話できるサービスを使用する

通信障害の影響により、電話回線が使えない状態にある場合、インターネット回線を使用して通話できるサービスを使ってみましょう。

インターネット回線で通話できるサービスであれば、電話回線が繋がらなくても通話することができます。

LINEやインスタグラムでも通話サービスを利用できます。

例えば、LINEであれば、LINEユーザー同士で音声通話やビデオ通話を利用できる機能「LINE無料通話」やLINEユーザー以外の固定電話や携帯電話などにも電話できる「LINE Out Free」があります。

＜LINEで無料通話をする方法＞

1. LINEアプリを開きます。
2. 通話したい相手とのトーク画面を開きます。
3. 画面上の【受話器マーク】をタップします。
4. 【音声通話】or【ビデオ通話】をタップすると電話がかかります。

※動作確認環境：LINEアプリ iOS版Ver.12.11.0、iPhone 13 Pro（iOS15.5）

モバイルデータ通信ができない場合：WiFi回線に接続する

通信障害でモバイル回線が繋がらない場合、手っ取り早いのがWiFi回線を使ってインターネットに接続する方法です。

自宅や会社など、WiFi回線が使える環境であれば、WiFiを使用しましょう。

外出先にもお店や施設などにフリーWiFiが設置されているかもしれません。お近くで使用できるWiFiネットワークを探してみましょう。

ただし、知らないWiFiはのぞき見や情報を抜き取られるなどの危険性もあるため、信頼できるもの以外は接続しないようにしてください。

共通：使用する回線（4G・5G）を変更する

スマホで不具合が発生した場合、5G回線は繋がらないけれど、4G回線は使える場合があります。

これはインターネットだけに限らず、音声通話をする際も4G回線の通話なら繋がる可能性もあります。

使用する回線の切り替えは、スマホの設定から簡単に行えます。下記の手順に沿ってやってみてください。

＜Androidの場合＞

1. 設定アプリを開きます。
2. 【ネットワークとインターネット】⇒【SIM】の順にタップします。
3. 【4G回線による通話】と【優先ネットワーク】の設定を変更します。

共通：別キャリアの回線を使用する

当然ですが、au回線で障害が起きていても、障害が発生していない他のキャリアの回線は問題なく使用できます。

2回線を使用する場合、スマホの2台持ちで運用することもできますが、デュアルSIMに対応している機種であれば、2枚のSIM（2つの契約）を1台のスマホで使用し、自由に発信する電話番号を選んだり、使用する回線を切り替えたりすることができます。

下表は、大手キャリアのオンライン専用ブランド・プランの料金です。月額1000円程度でもう一回線契約することができます。

※料金は税込み。2022年7月14日時点の情報です。

楽天モバイル（Rakuten UN-LIMIT VII）やソフトバンクのLINEMO（ミニプラン）であれば、データ容量3GBを約1000円で利用できます。LINEMOについては、基本料金が6ヶ月間実質無料（PayPayボーナスが990円×最大6ヶ月間）で利用できます。

通話料は、楽天モバイルは、Rakuten Linkアプリからの通話は無料。LINEMOも5分以内の国内通話が無料になるオプション「通話準定額」が1年間実質無料で利用できます。