Appleが本日開催したスペシャルイベントにて、2017年10周年モデルとして登場したiPhone Xの後継機「iPhone XS(テンエス)」と「iPhone XS Max(テンエスマックス)」「iPhone XR(テンアール)」を正式発表しました。
顔認証システム「Face ID」などiPhone Xの基本機能を引き継ぎ、各機能が強化されています。
目次
iPhone 2018年モデルのスペック・性能一覧
iPhone XSとiPhone XS Max
iPhone XR
機種名 | iPhone XS | iPhone XS Max | iPhone XR |
ディスプレイ | 5.8インチ 有機EL(OLED) Super Retina HDディスプレイ 2436×1125 458ppi |
6.5インチ 有機EL(OLED) Super Retina HDディスプレイ 2688×1242 458ppi |
6.1インチ 液晶(LCD) Liquid Retina HDディスプレイ 1792×828 326ppi |
サイズ(mm) | 高さ143.6 幅70.9 厚さ7.7 |
高さ 157.5 幅 77.4 厚さ 7.7 |
高さ 150.9 幅 75.7 厚さ 8.3 |
重量 | 約177g | 約208g | 約194g |
カラーバリエーション | ゴールド スペースグレイ シルバー |
ホワイト ブラック ブルー イエロー コーラル レッド(PRODUCT)RED |
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ストレージ容量 | 64GB・256GB・512GB | 64GB・128GB・256GB | |
プロセッサ | A12 Bionic・次世代のNeural Engine | ||
OS | iOS12 | ||
カメラ | 背面広角:12M(F値1.8) 背面望遠:12M(F値2.4) TrueDepthカメラ:7M(F値2.2) |
背面:12M(F値1.8) シングル TrueDepthカメラ:7M(F値2.2) |
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認証方式 | Face ID | ||
DSDS | 〇 | 〇 | 〇 |
3D Touch | 〇 | 〇 | × |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 | 〇 |
防水・防塵 | IP68等級 | IP67等級 |
ディスプレイ・サイズ
3モデルともiPhone Xと同じベゼルレスデザイン。ノッチ付き全画面ディスプレイです。ボディは、ステンレススチールのフレームにガラス素材の背面。XRは低炭素アルミニウムのフレーム。
■iPhone XS
iPhone Xと同じサイズ。3g重くなっています。
■iPhone XS Max
iPhone最大のディスプレイサイズ。本体はiPhone8 Plusに近いサイズでディスプレイは1インチも大きい。
XSとXS Maxは、ゴールド、スペースグレイ、シルバーの3色展開。昨年のiPhone Xは2色でしたが、今年のモデルはゴールドが追加されています。
■iPhone XR
iPhone8 Plusよりも小さく、画面が0.6インチ大きい。
XRはホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDの6色。iPhoneシリーズでは最も多い。iPhone7なども6色あります。
カメラ
iPhone XS、XS Maxは、広角1200万画素と望遠1200万画素のデュアルレンズを搭載。
XRはシングルですが、XSと同じカメラを使っています。
ボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモードも魅力のひとつ。これによりピントを合わせたときに他(背景)のぼかし(被写界深度)を調節ができます。撮影後も調節可能。
スマートHDRで写真の明部と暗部を鮮明でより精細な写真を撮影ができます。
処理能力
A12 Bionicチップは、iPhone XやiPhone8に搭載されているA11 Bionicと比べて、より高速でより省電力になっています。
7nmプロセスを採用、6コアCPUと4コアGPUを内蔵。6つのCPUは、2つの高性能コアが負荷の高い処理を4つの高効率コアが他を処理します。高性能コアは、A11 Bionicと比較して15%高速化、高効率コアは最大50%省エネになっています。
4コアGPUは、A11 Bionicよりも50%高速化。グラフィックス性能が大きく進化しています。
Neural Engineは、毎秒5兆の演算処理が可能。Core MLの動作は、A11 Bionicと比べ最大9倍の速度。
バッテリー
従来のモデルよりもより長い時間利用できるバッテリーを搭載。
XSは、iPhone Xよりも最大30分長く、XS Maxは1.5時間長いバッテリー駆動です。XRは、iPhone 8 Plusより最大1.5時間長く利用できます。
iPhone Xや8シリーズと同じく、ワイヤレス充電、高速充電にも対応。30分で最大50%の充電が可能。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
2枚のSIMカードを利用することができるデュアルSIMに対応。2つの契約を1台のiPhoneで待機状態にできるので、SIMカードを差し替えることなく、それぞれの契約に切り替えて利用することができます。仕事用とプライベートを別々の回線で利用したり、海外旅行用のデータ用のSIMを使ったりと使い分けたい方に役に立ちます。
日本版で使えるSIMは、nano-SIMとeSIM。中国版iPhone(2018)のみ物理SIMカードnano SIM2枚を挿入できるトレイが設けられています。
eSIMとは、nano SIMのようにSIMカードの差し替え不要でiPhone本体に組み込まれたeSIMの設定をするだけで通信サービスを利用することができます。Apple Watch Series 3でも採用されています。
防水IP68
2016年モデルのiPhone(iPhone7、7Plus)から対応している防水性能。2018年モデル(iPhoneXS、XS Max、XR)3機種とも対応。防水防塵の等級を表す、IP規格XRがiPhone7シリーズ、8シリーズと同じIP67に対応。水深1mで30分間耐えれるレベルです。
XS、XS Maxはより防水性能が優れているIP68に対応。スペシャルイベントでは、XS、XS Maxは水深2mに30分浸けても大丈夫、海水、ワイン、ビール、オレンジジュースなどに浸す実験も行ったと紹介されました。
本体価格
■ソフトバンク
・ソフトバンクのiPhone XS Max、iPhone XSの本体価格と月額料金(機種変更、MNPなど)
■au
・au iPhone XS Max/XSの本体価格と契約時の月額料金を紹介。おすすめプランは?
■ドコモ
・ドコモのiPhone XS Max、iPhone XSの本体価格と機種変更や乗り換えたときの月額料金
・ドコモの「iPhone XR」本体価格と月額料金(低価格プラン)を解説
以下、Appleオンラインストアに掲載されている価格です(2018年9月13日確認)。
64GB | 256GB | 512GB | |
iPhone XS | 112800円 | 129800円 | 152800円 |
iPhone XS Max | 124800円 | 141800円 | 164800円 |
XSについては、昨年のiPhone X発売時の販売価格と同じです。
64GB | 128GB | 256GB | |
iPhone XR | 84800円 | 90800円 | 101800円 |
2018年モデルの価格は以上です。
旧モデルの値下げも発表されています。最新モデルだけでなく、値下げされた今だから旧モデルもおすすめです。
1万円以上安くなっています。
・iPhone8 67800円~
・iPhone8 Plus 78800円~
・iPhone7 50800円~
・iPhone 7Plus 64800円~
AppleオンラインではiPhone X、6s、6s Plus、SEは販売終了のようです。それぞれの販売ページがなくなっています。
予約受付開始日・発売日
Apple、ドコモ、au、ソフトバンクいずれも同日より予約・発売を開始します。
■iPhone XS、XS Max
予約:9月14日4時1分から
発売日:9月21日
■iPhone XR
予約:10月19日4時1分から
発売日:10月26日
昨年のiPhone Xが11月に遅れて発売したように今年はXRが遅れて発売されます。
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