ドコモのシェアパック契約者を対象に個別に利用できるデータ容量を制限する「データ量上限設定オプション」の提供を9月1日より開始します。また「シェアパック分割請求オプション」の請求対象にする回線を自由に設定できるようになります。
データ量上限設定オプションについて
これまでのシェアパックの契約では、データ容量を(グループ内で)家族が自由に利用することができました。例えば、「シェアパック15」を家族3人で契約している場合、データ容量15GBを3人で自由に利用できます。そのため、特定の一人が10GB使ってしまうと、残りの2人で5GBしか使えなくなってしまうということがありました。
「データ量上限設定オプション」を利用すれば、個別に利用できるデータ容量に上限を設定することができます。
例えば、父が5GB、母が3GB、子が7GBのように設定すると、個別に設定しているデータ容量以上が利用できなくなります。よって、家族がデータ容量を使いすぎて自分があまり使えなくなるというようなことを防止することができます。
設定は使い過ぎの心配がある方だけ上限設定をして、心配のない方は上限設定なしにするということもできます。
シェアパック分割請求オプションの請求対象を自由に設定可能に
シェアパックを契約している同一シェアグループ内で請求金額を均等に割ることができるのが「シェアパック分割請求オプション」です。ひとりひとりの請求を別々にしたい時や特定の家族を別請求にしたい時などに利用します。
※分割請求オプションの対象になるサービスは「シェアパック」「ずっとドコモ割」「シェアオプション」「1GB追加オプション」「スピードオプション」
例えば、ウルトラシェアパック30(13500円/月)を家族5人で契約している場合の料金は、13500円+シェアオプション500円×4人分=15500円になります。分割請求だと、1人あたりの負担が3100円(15500円÷5)になります。
A(父スマホ)・B(父タブレット)・C(母)・D(長女)・E(長男)と表すと、ABCは一つの請求にすると3100円×3=9300円の請求。DとEは個別にするとDは3100円、Eは3100円の支払いが必要になります。これが今までの分割の仕組みです。利用するしないに関わらず均等になるのが特徴。
<9月1日から自由に請求対象回線の設定ができる>
自由に請求を設定できることで、指定した家族をシェアパックの料金を請求しないように設定できます。残りの家族でシェアパックを分割した料金を支払うように設定が可能。(シェアパックの料金を支払い対象にするかしないかという意味の自由でひとりひとりが支払う金額を自由に設定できるというものではありません)
上記の例で続けると
長男を請求対象外にすると、長男の支払いはシェアオプション500円だけ。
残り4人は、
ウルトラシェアパック30(13500円/月)+シェアオプション500円×3人分=15000円
15000円÷4人=3750円
<それぞれの支払額>
・ABCは一つの請求に設定⇒11250円(3750円×3)
・Dは3750円
・Eは500円
となります。
以上は、分割請求オプションで計算した上での請求金額です。実際は通話プランやその他オプション料を足した金額が請求されます。
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