ガイドライン策定4月1日より適用、のりかえ割、高額下取り廃止へ

総務省は、「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン(案)」等に関する意見募集の結果を3月25日ホームページで公開しています。ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社、MVNO事業者から個人の意見まで合計83件の意見が記載されています。意見を基にした、ガイドラインの策定が4月1日より適用され、MNPなどで優遇されていた割引を無くすなどの措置がとられることとなります。

 

「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン(案)」等に対する意見及び総務省の考え方より、意見と総務省の考え方、ガイドラインの修正などについて抜粋し、ご紹介します。

MNPによる基本料金の割引について

KDDI 殿が行っている「au にのりかえ割」やソフトバンク殿が行っている「のりかえ割」については、スマートフォンの購入が割引条件から除外されましたが、MNPによる契約を条件とした“実質的に端末購入補助の役割を果たす”割引となっており、結果として他の割引との併用によりスマートフォンの価格を上回る行き過ぎた割引となっています。【NTTドコモ】

MNP時のアンドロイド高額下取りについて端末購入を伴い割引ことを条件としていたのりかえ割であるが、auとソフトバンクは、スマートフォンの購入を条件にすることを除外し、ガイドラインに違反しないように継続して行っていました。今回、このことがドコモからの意見により、総務省は、ガイドラインの修正を行うものとしました。auで行われている『auにのりかえ割』は、当初5月31日までとしていましたが、急遽3月31日までとキャンペーン期間を修正し、ガイドラインの策定適用日に合わせる格好になりました。スマートフォンの購入価格の異常な値引きを規制し、実質0円の販売ができなくなっていましたが、MNP契約での利用料金の割引までもが廃止となるようです。

KDDI 殿やソフトバンク殿は他社の Android スマートフォンの 引き取りについて、MNP による契約を条件に、端末の種類や世代に関わらず、 一律 21,600 円でのスマートフォン購入代金の割引を実施しています。一方で、 自社の Android スマートフォンの引き取りについては、KDDI 殿は一律 3,000 円 とし、ソフトバンク殿は一部機種に限り 2,400 円としています。【NTTドコモ】

MNP契約者のみに優遇している下取り金額についても、au、ソフトバンクは、機種変更に対してのアンドロイドスマホの下取りは3000円以下での買取を行っているが、MNPについては、21600円と高額な設定となっています。総務省は、一般的な買取金額を超えるものは、MNP購入補助とみなすことをガイドラインに追記するとしている。MNPによるアンドロイド機種の下取り額も3月31日より適正価格となりそうです。適正価格での下取りが開始されれば、今なら21600円で下取りに出せる機種が、数千円~数百円になってしまいます。高額な下取りを利用し、安価な機種を事前に用意し、MNP時に用意した機種を下取りに出す方法でお得に契約する方法もありましたができなくなりそうです。

最後に

【MNPを検討されている方】
iPhone SEの発売が3月31日と目前に迫っており、同時に乗り換えを検討されている方もいると思いますが、のりかえ割、高額な下取りがなくなる方向にあります。代わりとなる特典が付けばいいのですが、MNPを考えられている方は、少し残念なお知らせになりました。また、ワイモバイルについても、MNPなどで割引を継続して行っておりましたが、こちらもドコモより意見があり、割引が減少する可能性が高いと思います。

【長期利用者の方】
長期利用者にとっては、特典が用意される可能性が広まったかもしれません。すでにドコモに置いては、長期利用者への利用料金からの割引がされてますが、au、ソフトバンクにおいてもMNP優遇が本格的に廃止されつつあり、長期利用者への優遇が増加する可能性がありそうです。

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