昨年、発火事故が相次ぎ生産停止になった『Galaxy Note 7(ギャラクシーノート7)』だが、日本経済新聞の記事によると、発火の原因が「電池(バッテリー)」にあることを特定したとのこと。
バッテリーが起因していることは、既に昨年わかっており本格的に調査が進められていた。米外部調査機関の協力で、ギャラクシーノート7の本体20万台とバッテリー3万個を用いて再現試験を実施。電池メーカー2社の製品でそれぞれ違う問題が見つかった。
1社はバッテリーの隅が圧迫、内部の薄い分離膜の原因ともう1社は、絶縁テープの付着不良といったものが原因となりショートして発火する現象が確認されたようです。
昨年8月に、海外で発売してからすぐに、発火事故が報告されるようになり、メーカーによる端末の回収、交換をを行ったがそれでも発火が報告されていた。その後、日本も含み航空機への持ち込みが全面禁止なるなど大きな問題となっていました。最終的には250万台ものリコールになった。
発火事故の影響により、7月~9月期の世界シェアは22%強から20%へ低下。IT・モバイル部門の営業利益は9割強減っている。注目されていたモデルだけに大きな損害となったようです。
参考元 日本経済新聞
コメントを残す