MM総研は、ユーザーに対し、『月額利用料金及び音声通話・データ通信サービスの利用実態』の調査結果を発表しました。大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)とMVNO(格安SIM)をの利用者を対象に調査。
月額料金の平均(本体分割代金を含まない)
- フィーチャーフォン(ガラケー) 月額3260円
- スマートフォン 月額6283円
スマートフォンの利用者は、フィーチャーフォンの利用者の約2倍もの支払いを毎月支払っているとのデータがでました。
MVNO(格安SIM)については、音声通話+通信プランの月額利用料金の平均が2072円、音声通話なしデータ通信のみのプランで平均1552円となっています。データ容量で換算すると、音声プランで2072円だと5GB程度、データプランで1552円だと5GB程度になる。
1週間の通話時間の平均
1週間で通話をする平均時間をフィーチャーフォン、スマートフォン、MVNOを別々に調査。
フィーチャーフォン 19.9分、スマートフォン 23.5分、MVNO 5.9分。
やはり、格安SIMの利用者は5.9分と通話料は少なめとなっている。スマートフォンは大手キャリアの場合、通話かけ放題のプランに強制的になるところもあり、かけ放題プランの利用者が平均値を伸ばしているのでしょうか。
スマートフォンのデータ通信量
圧倒的に1GBプラン、2GBプランを契約している人が多いようです。Wi-Fi通信を多用する方やライトユーザーは、小容量のプランで十分ということですね。5GBプランは大手キャリアの中間のプランにあたるため、利用者も多いようです。また、5GB以上加入で割引が適用されることも多く5GBの利用者が多くなっています。5GBプランとほぼ同じ利用数の7GBプランは、かけ放題のプランが出来る前の従来のプランが、7GBプランである。通話料が少ない人は、従来のプランを選択している人が多くいます。
最後に
大手キャリアのライトユーザー向けのプランの導入で今後、少しは月額料金は全体的にみるとやすくなるのでしょうか。月額料金に影響があるのは、格安SIMへののりかえであるが、消費者がどれだけ理解し、のりかえようと考えるかで、平均月額料金に影響しそうです。
上記でご紹介した内容の他にも、MM総研のホームページに調査結果が掲載されています。
MM総研 スマートフォン・MVNOの月額利用料とサービス利用実態(2015年12月)
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