ドコモ、au、SoftBankの大手キャリアの端末代の値上げやMNP特典の減少などにより、さらに注目を集めている格安SIM市場。今回、MMD研究所が『2016年3月格安SIMサービスの利用動向調査』を実施しその結果を発表しました。調査対象者は、15歳~69歳の男女35061人に行っております。調査期間2016年3月2日~3月5日。
目次
格安SIMの利用率増加
格安SIMの利用率が11.5%を占めました。他の88.5%はドコモ、au、ソフトバンク、Y!モバイルなどの大手キャリアのみの利用もしくは、携帯を利用していない人が対象。
格安SIMのみで利用している方も増えていますが、大手キャリアの携帯と格安SIMの2台持ちをされる方が増えてきており利用率が増加しています。
人気の格安SIMランキング
格安SIMを利用していると回答した人に対し、メインで使っている格安SIMサービスのアンケートを集計した結果。第1位はOCNモバイルONE、第2位楽天モバイル、第3位IIJmio、続いて、BIGLOBE SIM、mineoという結果となりました。OCNモバイルONE、IIJmioはもともと利用者が多かったですが、他の楽天モバイル、BIGLOBE SIM、mineoがかなり利用者数をのばしているようです。
格安SIM契約プラン別のシェア
音声通話プランもしくは、データ通信プランの契約プランの利用率の調査結果です。音声通話プランは、通話+通信の利用が可能な契約。データプランは、通話ができず、通信のみが利用できる契約となる。
音声通話プラン利用格安SIMサービスランキング
音声通話プランを契約しているMVNOのランキング結果です。音声通話プランを契約していると言うことは、メインで利用している可能性が高いと思われます。第1位楽天モバイル、第2位OCNモバイルONE、第3位IIJmioとなっています。
データ通信プラン利用格安SIMサービスランキング
データ通信プランの利用者は、2台持ちのサブ機として利用されている方が多いようです。第1位OCNモバイルONE、第2位IIJmio、第3位楽天モバイルとなりました。
格安SIM利用デバイスのシェア
格安SIMで利用している端末のシェア。52.7%でアンドロイドスマホが断トツ1位となりました。MVNOでの販売の格安スマホがアンドロイドのみとなっておりかなり台数を伸ばしています。次いで第2位のiPhone。大手キャリアで利用していたiPhoneをそのまま格安SIMに乗り換えて利用される方が多いようです。
Source:MMD研究所 格安SIMサービスの利用率は11.5%、契約プランは、音声プランが46.7%、データプランが53.3%
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