ドコモ『PREMIUM 4G』通信速度下り最大370Mbpsへ高速化、2020年には5Gを目指す

2016年6月より、NTTドコモは、新周波数3.5GHz帯をカバーし実用化し、『PREMIUM 4G(プレミアム4G)』の通信速度を下り最大370Mbpsへ高速化する予定となっている。3G回線からLTE、4G回線へと進化を遂げ、キャリアアグリゲーション技術の採用で近年、大幅に通信速度が高速化されております。この度のdocomoの報道発表資料によると、『受信時最大340Mbpsのデータ通信に成功』したようです。

『PREMIUM 4G』通信速度下り最大370Mbpsへ

2016年6月には、『PREMIUM 4G』の通信速度を下り最大370Mbpsに高速化する事を予定しており、通信試験を行い340Mbpsのデータ通信に成功しました。

下り最大370Mbpsの仕組み
プレミアム4g370Mbps
方式が異なるTDD-LTEとFDD-LTEでキャリアアグリゲーションに成功。3つの周波数帯を1本化し、370Mbpsを実現。

参考:docomo報道発表資料

2016年3月2日時点では、下り最大300Mbpsが提供されています。
プレミアム4g300

下り最大300Mbpsの超高速通信を利用できるのは、現在、一部の地域で一部対象機種のみとなっており、順次提供エリア拡大中である。300Mbps⇒370Mbpsに高速化し提供開始後しばらくは、一部地域・一部対象機種での利用となると思われます。

ドコモが目指す2020年、5G(次世代移動通信システム)

2016年に『PREMIUM 4G』を370Mbpsへの通信速度向上を行い、2017年には、下り最大1Gbps、2020年は、『5G』の提供を目指す。

『5G』2020年以降の超高度情報社会に向けて、現在のLTEシステムより、100倍の伝送速度、1000倍の大容量化など大幅な性能向上をした次世代移動通信方式。『5G』の通信速度は、下り最大10Gbpsを超えるとのうわさがあります。

ドコモが目指すネットワーク

最後に

3Gから4Gへと進化を遂げ、切り替わった当時は、かなり速度がはやくなり快適になったと感じましたが、最近では、ビデオがHD⇒4kになったり、アプリなどの大容量データが増え、もはや3Gなどの以前の通信では追い付かなくなりつつあります。機種の内部ストレージや外部ストレージの大容量化は、近年のデータ容量の拡大化にも関係しているのではないでしょうか。通信技術の進化とともに機種の進化があり、今後のサービスが楽しみです。

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

携帯電話業界の経験者やアプリエンジニアなどのスマホやアプリに関する専門知識を有するライターが記事を執筆しております。 初心者にもわかりやすいように難しい専門用語をできるだけ少なくし、簡潔で読みやすい記事をお届けします。