2018年7月14日より、スマホのバッテリーの消費が激しい、異常に熱くなる、動作が鈍い、重すぎるといった症状が多くの端末で発生しています。原因や対処方法について解説していきます。
原因は「Google Play開発者サービス」?
バッテリー消費、熱い、重いといった症状が見られる場合、共通して考えられるのは端末の故障やアプリの不具合、何かのシステムが異常な動きをしているなどが考えられます。
今回の事例では、「Google Play開発者サービス」が原因となっているといったことがSNSなどインターネット上でも問題視されています。ただ、多くのユーザーで起こっているものの、正常に使えている方も多く、私の端末もすべて正常に動いているので再現できていません。私が調べた範囲では、Android5.xの端末で多く発生しているみたいです。
原因は特定できていませんが、一部の情報では、Google Play開発者サービスが更新されたことが起因しており、バージョン12.8.72に自動アップデートされたことで今回のトラブルが起こっているといったことも言われています。
ZTE Blade V580
この機種に関わらず、Android端末全体の話しGoogle play 開発者サービスのアップデートで、動作が不安定になってる状況
対象は、Androidバージョンが5前後
Google play 開発者サービス
12.8.72←これが原因みたい端末を初期化して、このバージョンにしなければ、普通に動きます
— あきらん🍻KP (@AKR_iPhone) 2018年7月15日
また、スマホ本体への異常だけではなく、YouTubeアプリやGoogle Chromeアプリ、PlayストアなどのGoogleに関連するサービス全般が正常に起動しなくなるユーザーが続出しています。こちらの不具合とも関係していると思われます。
これらのことから、Google Play開発者サービス、Google側でトラブルが発生している可能性が高そうです。
原因を調べてみよう
動作が重い、熱暴走、バッテリーの急激な消耗の原因となるアプリあるいはシステムをチェックしてみましょう。
次の操作手順で端末の設定からバッテリーを食っているアプリやシステムを見れます。機種によって表示画面は異なりますが、充電の使用量確認画面はどの機種も対応しています。
設定を開く⇒【省エネ&バッテリー】⇒【電池】をタップすると、電池の詳細情報を見ることができます(利用端末:AQUOS sense SH-01、Android8.0)。
次のツイートのように「Google Play開発者サービス」の数値が異常に高い場合は、スマホで起こっている不具合がGoogle Play開発者サービスに原因がある可能性が高いです。
完全に犯人Google Play開発者サービス pic.twitter.com/1EECqgq2Nd
— kuu🌙 (@hanakami7) 2018年7月14日
google開発者サービス大暴れ pic.twitter.com/YlwqfBixX1
— おふとん (@oftonheaven) 2018年7月15日
Google Play開発者サービスの何が悪い?対処方法は?
Googleの原因であれば、何らかの対処が行われると思いますのでしばらく対応を待つことになります。しかし、スマホなしでは困ると思いますので、改善報告のある実例を紹介していきます。
上記でも紹介したように、Google Play開発者サービスのバージョンに問題があるという話でアップデートのアンインストールをして古いバージョンにすることで解消されたという報告もあります。ダウングレード後、再度アップデートすることで解消されたケースもあるみたいです。
一度、Google Play開発者サービスのダウングレードを行ってみてください。
【設定】⇒【アプリ】⇒【Google Play開発者サービス(※1)】⇒アプリ情報を開いたら、右上の【︙】をタップして【アップデートのアンインストール】⇒このアプリを出荷時の状態に戻しますか?と出るので【OK】をタップします。以上で完了です。(使用端末:arrows Be F-05J、Android7.0)
※このパッケージは現在デバイスを管理しているため、アンインストールできません。と出たら、【デバイス管理者を管理】をタップしてください。表示した管理システムをすべて無効にしてからアップデートのアンインストールをができます。
※1:Google Play開発者サービスが真っ白のままで表示しない不具合が発生しているユーザーも多いので、この方法で解決できない場合があります。
改善しない場合はどうする?
Google側の何かが問題である可能性が高そうです。多くのユーザーで発生していることから、しばらくすれば対応されると思いますので、しばらくは修正されるのを待つことになると思われます。
熱を持っている場合は、とても危険な状態です。高熱だと基盤が故障したり、回路がショートしてしまうこともあります。手にとって、異常な熱さ、いつもと違うと感じた場合は利用は控え、電源を落としておきましょう。しばらく、使えないのはつらいですが故障して修理に出さなければならないという最悪の事態は避けられます。
私の場合、playストアの欲しいものリストが表示されなかったので調べてみたところ、Chromeに原因があったため、データ削除しましたところ、改善したのですが、さらなる不具合に、とうとう無効にしました。今ではレビューソートもきかない状態です。
3年10か月使用中のGalaxy s6 edgeが、今月に入ってから異常に熱を持ち、バッテリー残量が1時間で10%程度減るようになっていました。いろいろなサイトで調べた挙句、バッテリーの劣化と判断し、安価な修理店で交換しましたが、症状は全く変わらず。その店は本当に新しいバッテリーに交換してくれたのかを疑っていたくらいでしたが、アップデートのアンインストールを実施したところ見事に治りました(Android7.0です)ありがとうございました。
今朝PCからGoogle Accontを復活させたところ、スマホが発熱し見る間に電池残量が減るようになりました。
犯人と思しきアプリを皆追い出しても改善せず、電池を交換してみようかと思っていたところ、こちらに記事に行き当たりました。
アップデートのアンインストールで電池の減りはピタリと止まり、本体の発熱も収まりました。
助かりました。
ありがとうございます。
上記の『ボーダフォンから』さんと全く同じ症状でした。バッテリー交換後も改善しないので、スマホを買い換えようと思っていたところ、たまたまこの記事を見て試したところ直りました。グルメールが『開発者サービス』を更新しないと使えないようですが、特に困っていません。このような善意の記事は本当に助かります。
私も異常な高温、YouTubeの不具合があり、やってみました。見事に解消しました。有難う御座いました。