auが新料金プランとして『データ定額1』の受付を2016年3月23日より提供を開始することを発表しました。データ定額1は、月額2900円のプランになります。実際に最安プランになるか計算しながらご説明します。
データ定額1GBの詳細
データ定額1は、スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)との組み合わせのみ可能となっています。カケホ(電話カケ放題プラン)との組み合わせはできません。
スーパーカケホは1度の通話が5分以内は無料。5分を超過すると20円/30秒。カケホは24時間国内通話無料。
スーパーカケホ | 1700円 |
LTE NET | 300円 |
データ定額1GB | 2900円 |
合計 | 4900円 |
auスマートバリューを適用した場合
スーパーカケホ | 1700円 |
LTE NET | 300円 |
データ定額1GB | 2900円 |
auスマートバリュー | ▲934円(3年目以降▲500円) |
合計 | 3966円 |
※毎月割、データくりこしは、適用外となる。
データ定額1GBとデータ定額3GBを比較
スーパーカケホで組み合わせできるデータ定額1GBとデータ定額3GBを比較。スーパーカケホの場合データ定額2GBは選択できません。
【スマートバリューなし】
スーパーカケホ(1700円)+LTE NTE(300円)+データ定額1(2900円)=4900円
スーパーカケホ(1700円)+LTE NTE(300円)+データ定額3(4200円)=6200円
※差額 1300円
【スマートバリューあり(2年以内)】
データ定額1=4900円-934円=3966円
データ定額3=6200円-934円=5266円
※差額1700円
【スマートバリューあり(3年目以降)】
※3年目以降はデータ定額1の場合、スマートバリューの割引が減額します
データ定額1=4900円-500円=4200円
データ定額3=6200円-934円=5266円
差額 1066円
データ定額1にして安くなる人
問題は毎月割が適用外になると言う点。毎月割の割引を受けていない人は基本的には上記でご説明した通り、スマートバリューを適用/適用外関わらず安くなります。
※現在のプランが特別なプラン(シニアプラン、ジュニアプランなど)の場合や特別な割引を受けている場合を除く、他に特別な割引を受けている場合、消滅する可能性があります(MNPでの割引など)。
特に、現在、毎月割を受けている方は要注意。現在の割引金額を確認してください。
【上記で紹介した1GBと3GBの比較した差額】
データ定額3からデータ定額1に変更を検討している方で、スマートバリューなしの場合、差額1300円となるので、毎月割が1300円以上あると言う方は、データ定額1GBに変更すると逆に高くなってしまいます。スマートバリューありの場合も同じように差額分以上の毎月割を受けているなら変更すると高くなります。
※データ定額1に変更して適用中の割引が消滅しないかの確認が必要。
データ定額1GBに変更した場合、毎月割は消滅し割引を受けることができません。データ定額1GBに変更し、一度消滅した毎月割は、データ定額3GBなどの毎月割適用のプランに変更しても再び割引を受けることはできません。
つまり、毎月割が適用外になるため、毎月割が高額な場合はデータ定額1に変更すると逆に高くなります。主に安くなる人は、毎月割を受けていない人、毎月割を受けているが割引金額が安い人、特別な割引を受けていない人などが対象となる。
データ定額1GBにプラン変更する際に気を付けること
毎月割を含み、データ定額1GBに変更した時に消滅する割引はないのか確認する必要があります。割引の消滅により高くなるケースもあります。変更する際は、ショップ店員、お客様センターでどのくらい安くなるか、消滅する割引はあるのか、詳しく説明してもらってからプランの変更をするようにしましょう。機種変更や乗り換えなど端末購入を伴う場合、同時に毎月割が適用されるので端末購入時の場合はデータ定額1GBを選択するとお得になるケースは少ないです。
コメントを残す