スマホの月額料金が安くなる 値下げに大号令かけた安倍首相

スマホの月額料金について安倍晋三首相の見解が話題となっている。スマホに買い替えを考えている方は、少し待った方がいいかもしれません。

スマホの買い換えは、年末まで待った方がいいと言う情報もあるようです。今後の動きが気になるところです。今回は、安部首相の値下げ大号令に対し、携帯会社がどう動くか調べてみました。

※2015年10月11日に公開した記事です。

安倍晋三首相の携帯電話料金引き下げの大号令 スマホの月額料金が安くなる ??

 安倍晋三首相の携帯電話料金引き下げの大号令で波紋を広げている。高市総務相は「現時点では、私自身が思いつく方向性といったレベル」と断りながらも、 (1)データ通信のライトユーザーや通話かけ放題が不要な人を対象に した料金プランの多様化、(2)端末の値引きから、サービス・料金の競争への転換、(3)仮想移動体通信事業者(MVNO)の低廉化、多様化を通じた競争 ――を挙げた。企業間の競争を高めれば、サービスが向上し、価格は低下するという「市場原理」を重視する高市氏らしい発言と言えるかもしれない。引用元J-CASTニュース

①料金プランの多様化

ライトユーザーに合ったプランの提供により、利用頻度の少ないユーザーが安く維持する為の案です。

ガラケーの時代からスマホの時代になっていくにつれ、携帯を1台持つ料金が高くなっている現状。ガラホの登場により安いプランで持つことができる。

しかし、スマホがほしいと言う方で、通話も通信もあまりしない人にとっては、現在のプランでは、コストがかかりすぎると言う方もいます。

通信を行わないのでデータを2GBにしても通話のプランをかけ放題にしないといけないなどの問題が生じてきます。そういったライトユーザー向けのプラン提供でコストを下げるのが狙いでしょうか。

②サービス・料金の競争へ

今年の4月に携帯会社へ総務省からキャッシュバック合戦に対し指導が入り、本体一括0円、○○万のキャッシュバックと言ったMNP(携帯会社を乗り換える)で金銭面がお得になるキャンペーンが減ってきていました。

しかし、乗り換えの条件は現状も端末価格・月額料金ともにかなりお得な状態。端末価格の割引を今よりも少なくしていき、端末代を高くする代わりに基本料金の引き下げなどを行い、サービス面での向上を行うと言うもの。

③仮想移動体通信事業者(MVNO)の低廉化、多様化を通じた競争

格安スマホが話題になり、3大携帯会社の契約から格安SIM会社での契約に切り替えている人も増えてきています。この競争から安くしていきましょうと言うものでしょうか?

しかし、格安スマホが話題となり、気にかけている人も増えてはいるが、3大キャリアのブランド名も大きくそれほど大きな影響は与えていないのでしょうか。

3大キャリアに影響を与えるには、格安SIM会社の更なる発展が必要と思えます。

日本の携帯月額料金は、世界でどのくらいの位置しているのか?

一方、安倍首相が主張するように、「携帯料金が家計の負担となっている」のも事実だ。総務省の家計調査によると、1世帯(単身者を含む)当たりの携帯電話 通信料は2004年の月約5300円が、2014年は約7200円に増加している。2015年7月に総務省が発表した「電気通信サービスに係る内外価格差 調査」によると、通信量が月5ギガバイトのスマホユーザーの通信料金は、世界主要7都市のうち、東京はニューヨーク、デュッセルドルフに次いで3番目に高 い。ロンドン、パリ、ソウル、ストックホルムは東京より安価だ。引用元J-CASTニュース

世界の主要都市のランキングで見ると第3位に位置している日本の携帯の月額料金。元々の料金の設定が高すぎるのも見てわかります。引き下げは、我々、ユーザーにとっても有り難い事であるので実現に向け、今後の動きが見逃せません。

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