台風や震災などの影響により、停電してしまったときにも頼りになるスマホですが、充電がなくなってしまっては元も子もありません。地域によっては、大雨、設備トラブルなどで停電することがよくあります。
停電中、スマホの充電がなくなりそう・・・やばい。はやく復旧して!といった投稿をみかけることがあります。
当然のことながら、停電中にコンセントを使って充電することはできません。ですが、停電中でも充電する方法はいくつかあります。充電できずに困っていた方も実は充電できる条件は揃っているかもしれません。
この記事では、停電時でもスマホを充電する方法と停電中でも充電できるアイテムをご紹介します。
目次
ノートパソコンに接続して充電する
停電中に使いたいのは、どちらかというとパソコンよりもスマホというケースが多いと思います。ならば、パソコンのバッテリーを使ってスマホを充電してみましょう。
普段からパソコンを使用している方なら、バッテリーが空になるまで使い切っていることは少なく、充電が少しは残っていると思います。
パソコンとは言っても、テスクトップ型などのコンセントを接続が必須のタイプのものは電源は立ち上がらない、充電できません。ノート型など充電式のもので可能です。
充電方法は、パソコンを立ち上げてスマホをパソコンとケーブルで接続するだけです。停電中はパソコンのバッテリーの節電したいところです。ディスプレイの明るさを一番暗くするなど省エネモードで利用しましょう。
ただし、はじめてスマホとパソコンを接続する場合、ドライバーをインストールしないと認識できません。ドライバは、少し時間はかかりますが、ほとんどはスマホとパソコンを接続するだけでインストールを開始します。
パソコンとスマホを繋ぐケーブルは、普段使っている充電ケーブルを利用できるものもあります。iPhoneの純正の充電器でしたら、ACアダプタとケーブルを外せばパソコンと接続ができるケーブルになります。もちろん、パソコン側のポートがUSB Type-Cなどケーブルの端子と形状が違うと挿さらないので無理に入れて故障させないように注意してください。
車で充電する(車載充電器)
普段から車で充電している方なら充電環境が整っているので、車で充電するのも一つの方法です。
真冬の寒い時期や真夏の暑い時期にも車なら冷暖房があり、充電もできるので時期によってはかなりいい環境となることでしょう。
車の中とは言え、特に屋外駐車場など台風の影響で物が飛んできたり、飛ばされたりと危険にさらされる可能性があります。安全第一で行動してください。
シガーソケットチャージャー(車載充電器)は、100円均一にも売っているので普段車で充電することはないという方も一つ持っておくのも良いかもしれません。
モバイルバッテリーで充電する
停電中、モバイルバッテリー(ポータブル充電器)を買っておけばよかったー。っと考えた方も少なくないのではないでしょうか。
家族に1つでもあれば緊急時にも役に立ちますし、ヘビーユーザーは1つ持っておくととても便利です。
充電式
充電式のモバイルバッテリー1つあれば、スマホを1、2回フル充電にできるものから3回以上充電できる大容量タイプのものもあります。
価格は、1000円程度から1万円以上するものもあります。高価なものもありますが、それほど高いものを選ばなくてもスマホを充電する分には数千円のものでも十分です。
停電時に役に立つライト付きのモバイルバッテリーもあります。スマホのライト機能を使ってもいいですが、懐中電灯代わりにも使えます。
ソーラー(太陽光発電)
ソーラーパネルに対応したモバイルバッテリーです。太陽光で充電することができるので、停電時にも外の光で充電できます。USB充電にも対応しているものが多いので普段はUSB充電、停電やアウトドアで利用するときはソーラー充電をするといった使い分けができます。
高価なものなら1万円以上しますが、安いものなら2000円、3000円程度と比較的安く手に入ります。
Amazon:ソーラーチャージャー モバイルバッテリー
アウトドア向けに作られているものが多く、ソーラー発電に加え、防水やLEDライト、警告灯など便利な機能を搭載しているものもあります。
ソーラーリュックサックというものも販売されており、長距離旅行や登山、ハイキング、キャンプなどのアウトドアが好きな方にはこちらもおすすめです。
乾電池式
ガラケー時代に多かった乾電池式の充電器です。メリットは、充電式とは違って乾電池さえあれば充電できるという点。コストがかかるのが難点です。
手回し(充電ラジオライト)
スマホ用としては種類の少ない自ら手回しでレバーを回して発電するタイプの充電器です。
災害に備えるならスマホ専用のものではなく、充電ラジオライトもおすすめ。
楽天市場:充電ラジオライト
充電ラジオライトは、ラジオや懐中電灯、サイレン機能、スマホの充電が可能。充電方法は、手回し充電、USB充電、乾電池充電の3方式。
ポータブル電源(非常用電源)を使う
緊急時に使える非常用電源です。AC、DCコンセント、USBポートを搭載しているものが多く、さまざまな電化製品にも使える用途の広い製品です。
Amazonでベストセラーになっている「ポータブル電源WP-G0155」をご紹介します。14280円とお手頃な価格になっています。
Amazon:ポータブル電源WP-G0155
バッテリー容量は、42000mAh。USBポートでスマホ約22回、ACコンセントでノートパソコン約3回の充電が可能です。高輝度LEDライトを搭載、非常に有効なLEDライト点滅モードにも対応。
充電方法は、コンセント、シガーソケット、ソーラーパネル(別売)いずれかで充電できます。
長時間の停電時には活躍すると思います。備えあれば憂いなしです。
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