【通話時トラブルの原因と対処】自分・相手の声が聞こえない、音が小さい、雑音が入るなど

スマホやガラケーを用いて、電話をしている時に相手の声が聞こえない・音が小さい、雑音が入って聞き取りづらい、自分の声が相手に届かないなど通話が快適にできない時に考えられる原因と対処方法についてご紹介します。

※ここでの電話はIP電話ではなく、音声通話回線(090、080、070などから始まる電話番号)を用いた通話です。

トラブルの原因を調べる

原因がどこにあるのかを調べることでいち早く問題を解決することができます。まずは原因が自分にあるのか相手にあるのかを調べてみましょう。

特定の人との通話時のみ発生している、不特定多数またはすべての人との通話で問題が起こるかを判断してください。

最初に自分のスマホに問題がないか探っていきましょう。複数人に通話して、自分の声が届かないまたは相手の声が聞こえない場合は、自分のスマホで発生している問題の可能性が高いです。

自分のスマホに問題があると判断した場合は以下の方法を試して見てください。

電波状況の問題

電波が悪い場合は、音声がお互い聞こえなくなったり、音声の遅延、音割れ・雑音が入る・音声が二重に聞こえるなどの問題が発生するケースがあります。電波状況が悪い場合は、場所を移動して通話して見ましょう。

一時的な問題が発生している

スマホ本体やSIMカードの問題などで通話時にトラブルが発生することがあります。スマホの電源を切って、SIMカードを抜き差し、電源を入れて改善されているか試してみましょう。SIMカードに破損や汚れがあると、電波状況や通話品質に影響することがあります。汚れているようなら掃除して破損がある場合は、SIMカードの交換をおすすめします。

スマホ本体の故障

レシーバーやマイクに問題がある場合、通話時に問題が起こります。それぞれゴミが溜まっていたりすると音が伝わらなくなります。汚れがないか確認してみましょう。そのほか、保護フィルムがレシーバーやマイク部に被っていたりした例もあります。

相手の声が聞こえない場合は、スピーカー(ハンズフリー)に音声出力を切り替えて、声が聞こえるかチェックします。スピーカーにして音声が正常に聞こえる場合は、レシーバー部に問題がある可能性があります。

そのほか、基板や内部配線の故障により聞こえなくなることもあるので原因がわからない場合は、メーカーやショップに相談してみましょう。

スマホの設定や使い方の問題

スマホの音量設定、通話時に誤ってミュートボタンを押してしまっていないかなど基本的な操作・設定に問題がないか見直してみましょう。ボリュームが小さければ当然聞こえづらいですし、ミュートにすれば声が届きません。

設定上問題なくても、利用しているアプリなどが起因していることもあります。問題が発生する直前にインストールしたアプリも疑ってみましょう。

時々、基本的な使い方ができていない方がいます。例えば、マイクを指で押さえたまま話していたり、レシーバー部と違うところに耳を当てているといったこと。お年寄りや初めてスマホを使いだした方などに見られます。

機種によっては、電話ノイズキャンセリングの設定など、通話時の音声を聞き取りやすくする設定もあるので試して見るのもいいと思います。

Bluetoothなど外部出力をしていないか

ワイヤレスイヤホンなどに接続していると、音声は外部機器で流れます。スマホ本体から音が聞こえません。ワイヤレスイヤホンを利用するか、接続をオフにして本体で通話するようにしましょう。

機種とOSバージョンの相性による不具合

特定の機種とOSバージョンの相性が悪く通話品質に不具合が発生していたこともあります。その場合、アップデートにより改善します。OS・機種で不具合が発生していないか確認してみましょう。

キャリアの通話回線に障害が発生している

ごくまれではありますが、通信回線に障害が発生することがあります。契約中のキャリア回線の障害情報をチェックしてみましょう。

最後に

紹介したいずれかが原因になっていることだと思います。問題が解決しない場合は、携帯ショップやメーカーに問い合わせてみましょう。

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携帯電話業界の経験者やアプリエンジニアなどのスマホやアプリに関する専門知識を有するライターが記事を執筆しております。 初心者にもわかりやすいように難しい専門用語をできるだけ少なくし、簡潔で読みやすい記事をお届けします。