iPhoneアプリを削除できない時の原因と対処方法。アプリ共有が表示、バツマークが出ない

iPhone、iPadでアプリ、ホーム画面ショートカットアイコンが削除(アンインストール)できない時の原因と対処方法をご紹介します。

iPhoneのアプリやショートカットの削除方法

最初に削除方法の基本操作から復習してきましょう。根本的なやり方を間違えていてはいつまで経っても削除できません。

iOS12以前と違い、iOS13やiPadOS13からアンインストールの方法が少し変更されています。

iOS13.3・iOS14~の場合

iOS14ではアプリアイコンを長押しすると、「Appを削除」と表示するようになっています。

  1. ホーム画面で削除したいアプリアイコンを長押しします。
  2. 【Appを削除】⇒もう一度【Appを削除】をタップします。
Appを削除する

※動作確認環境:iPhone 12 Pro(iOS14.2)

iOS13~iOS13.3未満のバージョンの場合

2019年9月20日にリリースしたiOS13では、アプリを削除するための操作が少し変更されています。iOS12以前と同じ操作でやっていると、バツマークが表示されず、うまく削除できないかもしれません。

やり方は、アプリを長押し⇒【アプリを並べ替える】⇒【バツマーク】⇒【削除】の手順で削除できます。

Appを並べ替える

詳細:【iOS13・iPadOS】iPhoneアプリの削除・アンインストールのやり方

iOS12以前のバージョンの場合

ホーム画面でアプリを長押しすると、アプリアイコンが揺れて、アイコンの左上にバツマークが表示されます。そのバツマークをタップすれば、「削除しますか?」のメッセージが出ます。そこで、【削除】をタップすればアプリを削除することができます。

アプリ削除

アイコンを長押ししてもバツマークが出ない原因と対処方法

Appの削除を利用できなく設定しているとアプリの削除ができません。機能制限をチェックしてみてください。

iOS11以前とiOS12以降のバージョンでは、操作方法が異なります。お持ちのiPhoneのiOSバージョンの操作を行ってください。

<iOS12、iOS13~>

【設定】⇒【スクリーンタイム】⇒【コンテンツとプライバシーの制限】⇒【iTunesおよびApp Storeでの購入】⇒【Appの削除】⇒【許可】

<iOS11以前のバージョン>

【設定】⇒【一般】⇒【機能制限】⇒【機能制限専用パスコード入力】⇒【Appの削除】
以上の手順で、Appの削除をONにします。

設定を見直しても、バツ印が出ないアプリは、元々、削除や非表示ができないもので消すことができません。

長押ししてもアプリアイコンが揺れない

※3D Touch対応の機種に限ります。

アプリを長押ししても、アプリが揺れず削除できない。アプリ共有が表示されてしまう。3D Touchが機能してしまう事が原因である可能性があります。

下の画像のように、「アプリを共有」が表示されるのは3D Touchが機能しているためです。アプリによっては、3D Touchが機能しても「アプリを共有」と必ず表示されるわけではありません。

アプリを共有

3D Touch非対応のiPhoneから対応のiPhoneにした時に、知らない人は戸惑ってしまうことがあるようです。

3D Touchは、タッチスクリーンを押す力が強いと機能します。アプリ削除には、ソフトタッチで画面を長押しすれば、削除することができます。

3D Touchが使いづらい方は、感度の調整や機能をオフにしておきましょう。
操作手順:【設定】⇒【一般】⇒【アクセシビリティ】⇒【3D Touch】

3D Touchが利用できるiPhone:iPhone6s、7、8、XSの各シリーズとiPhone Xが対応しています。(2019年8月時点)

5 件のコメント

  • アプリを消してからもう一回入れようとApp Storeに行くと、そのアプリは「開く」なっていて、押しても何もならないのですが、どうすれば良いですか?

    • 一時的な不具合の可能性がありますので、端末の再起動を行ってみてください。

      それでも開くのままでしたら、アプリが消えていない可能性があります。スポットライト検索などを使って完全に消えているか確認してください。

    • iOS12以降は、機能制限という項目がなくなっています。

      スクリーンタイムから設定できます。操作手順を記事内に追加しました。参考に設定して見て下さい。

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